フォーティネットは3月の月例リポートで、サイバー犯罪に関連した求人を呼び掛かけるスパムが出回っていると報告している。 フォーティネットジャパンは3月12日、2月のウイルス対処状況リポートを発表した。経済危機やバレンタインなどのさまざまな話題でユーザーを狙うスパム攻撃が広まっている。 マルウェア概況では、ファイル改ざんやダウンローダーなどの複合機能を持つ「W32/Virut.A」の活動が活発化したほか、前月1位のオンラインゲームユーザーを標的にする「Spy/OnLineGame」は6位となったものの、依然として猛威を振るっている。8位にはトロイの木馬「W32/PWS.Y」が入り、集計期間中に活発化した。 スパム関連では、大規模なボットネットの「Waledac」が配信する詐欺メールが多数出回った。「クレジットカードの負債を軽減します!」といった件名を使って経済危機に便乗するものや、バレンタイン
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