2011年にアナログテレビ放送が停波した後の空き帯域を利用した携帯端末向けの次世代放送サービス「マルチメディア放送」が、本サービス実施に向けて準備を進めている。3月8日に開催されたサービスイメージ発表会では、端末自体を傾けたり振ったりすることで操作できる新たなユーザーインターフェースが披露された。 マルチメディア放送は、放送波を利用して動画などのコンテンツをユーザーに届ける携帯端末向けの有料多チャンネル放送サービス。大きく分けて蓄積ダウンロード型の「ファイルキャスティング」とライブ配信型の「ストリーミング」の2つがある。蓄積型ではユーザーの好みに合ったものを放送局が配信するリコメンド機能もある。国内ではNTTドコモや放送局、電通などが出資するマルチメディア放送(mmbi)が実用化に向けて開発を進めている。 今回開発されたユーザーインターフェースは、端末の加速度や傾きに応じて、表示画面切り替
