3月24日に開かれたG7(主要7カ国)首脳会議では、ロシアに対して新たな経済制裁をかけることで一致した。ウクライナ侵攻開始以来、日本や欧米諸国が連携してかけてきたさまざまな金融・経済制裁はロシア経済やプーチン体制にどう影響しているのか。 【画像】西側諸国の主な対ロシア制裁 「非友好国」に対抗措置も BSフジLIVE「プライムニュース」では識者を招き、経済や政治を軸にロシアの今と今後の世界情勢について徹底分析した。 富裕層オリガルヒも、軍事エリート層シロビキも「停戦には影響しない」新美有加キャスター: ロシアにはプーチン政権を支える2つの勢力があるとされる。ひとつは新興財閥の富裕層「オリガルヒ」で、西側諸国はすでに経済制裁として多くの実業家や幹部の資産を凍結。もうひとつは「シロビキ」と呼ばれ、ソ連時代にプーチン大統領が所属したKGB(国家保安委員会)の後継機関であるFSB(連邦保安庁)などの