米Microsoftは4月22日、2007年下半期のセキュリティ動向をまとめた「セキュリティインテリジェンスリポート」(SIR)第4版を公開した。 報告書では、約4億5000万台のWindowsコンピュータで使われているツールで収集したデータを分析。脆弱性、エクスプロイト、悪質ソフトウェア、迷惑ソフトウェアの動向を解説している。 脆弱性情報が新たに公開される件数は、ソフトウェア業界全体を通じて2005年下半期以来減少しており、2007年下半期では15%、通年では5%の減少となった。 一方で、悪質コードのインストールに使われるトロイの木馬ダウンローダー/ドロッパーの数は300%と激増した。ユーザーのプライバシーやセキュリティを脅かす可能性がある潜在的迷惑ソフトウェアの数も66.7%と増加している。 報告書はMicrosoftのサイトからダウンロードできる。 関連記事 未知のマルウェアを阻止す
