「作家デビューしたい!」「いつかは自分の本を出したい!」という方は年々増えています。そのために、ブログを書いている人も多いでしょう(電子出版が普及すれば、その数は更に増える筈です)。しかし、ここ数年、出版不況は深刻さを増しており、商業出版のハードルは高くなる一方です。 先日、ある版元に企画の件で話をしに行きました。そこで版元編集者が話したことを書くことにします。そこは実用書では老舗の版元なので、ある程度一般化できる話だと思います。 企画採用のポイントは、以下の4つです(上から順に、優先順位が高くなっています)。 ①著者が有名である。 ②著者が多少有名で、且つ企画の切り口(内容)が斬新だ。 ③著者は無名かもしれないが、企画内容が全く新しい。 ④制作コストが格段に安い。 ハッキリいうと、版元の編集者が求めるものは、とにかく①(著者の知名度)です。著者が有名であれば、内容は二の次。編集者としては