ボルソナロ政権下でアマゾン熱帯雨林の環境破壊が急激に進行するブラジル。 5月17日には、環境保護団体や専門家が、アマゾンの熱帯雨林と周辺の農業開発地域における森林伐採の94%が違法だとする報告書を発表した。 さらにブラジルの警察当局は19日、アマゾンで違法伐採された木材の密輸に関与したとして、サレス環境相への捜査に着手した。 サレスはボルソナロ大統領の盟友で、環境行政のトップではあるが、熱帯雨林の伐採拡大政策を統括。伐採取り締まり(写真)を進める警察と対立していた。 政権中枢を直撃するスキャンダルに衝撃が広がっている。