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ブックマーク / www.nurs.or.jp/~ogochan (13)

  • しょせん「日経コンピュータ」は御用メディア | おごちゃんの雑文

    IT業界、ひいては政府関係の仕事を受託する企業を揺るがすような事件が起きた。 「徹底的に干す」「脅しておいて」平井大臣、幹部に指示 この事件に対しては言いたいことが山ほどあるが、それは今はちょっとだけでやめておく。 そしてそれに対する釈明が、 「ラフな表現になった」 平井大臣、「脅し」発言を陳謝 「表現の問題」として矮小化しているが、そんなものじゃない。仮にこれは「気弱そうな美少女が土下座してを舐めながら」であっても許されることではない。なぜなら、これは「踏み倒し」だからだ。 秀逸なツイートがあった。 舟盛り作らせたけどやっぱ人集まんないからべないわ。金?ってないから払わんよ?は?文句あんのか?おうおうそうか。随分床の掃除がなってねぇ店だなおい(大声) みたいな感じですよね — 摩訶迦旃延 (@rimirinarisa) June 11, 2021 つまりはこーゆーことなのだ。「踏み

  • Debianはマイナーだったよ | おごちゃんの雑文

    2020年にもなってこのネタでエントリ書くことになるとは思わなかったが… これはひどい > 「Debian」というマイナーなLinux OSを採用していたことに興味を持ち、 ORCAの哲学が流れる「新型コロナウイルス接触確認アプリ」:日経メディカル https://t.co/cQPsJn9fjy #日経メディカル — すぎむら (@sugitk) June 20, 2020 昨日今日Linuxを使い始めた奴は知らんだろうが、「ORCA」でDebianを採用したのは、実に2000年当時には「マイナー」だったからだよ。つまりひどくも何ともない、重要なポイントだったのだ。 元になった日経メディカルの記事、書いたのを見ると山崎記者じゃん。山崎記者ってかつて日経ITProでOSS関係の記事をよく書いていた「高橋信頼記者」の紹介で初めて会った人で… つまりはよく知っている記者だ。そーいやーその時に「人

  • 「インターノット」の敗北 | おごちゃんの雑文

    ちょっと前に、GitHubがイラン等からのアクセスを遮断しているとゆー話が流れて来た。そこで、 GitHubがイランなどからアクセス不可に、米国の経済制裁により。CEOのフリードマン氏「望んでやっているのではない」 という話が流れて来て、どうやら当に遮断していることがわかった。 遮断した事情は上記のエントリに詳しく書かれているのだが、これは「インターノット」の敗北以外の何物でもない。 かつて、Internetは、アナーキーな世界であった。それは、「管理者」が積極的にそうしたかったからなったわけではなく、Internet上のサービスの多くが分散協調して動くものとして実装されていたから、ガバナンスが働きようがなかったのだ。あるのは、「自分とこのサービスを正しく動かす」ということだけであり、それ以外のことについては「自分で判断しろ」というものだった。 この辺の話は若者にはピンと来ないと思うが、

  • 使いこなそうとする悪いクセ | おごちゃんの雑文

    gitのこのエントリがちょっと盛り上がってた。 gitの良さがいまだに分からない 文もブコメも読んだのだけど、ほとんどの人が「使いこなせてない」ということを問題視しているように見える。 gitのエントリはいつもそれなりに話題になり、それぞれ面白かったりタメになったりするのだが、いつも何らかの既視感を感じていた。ずーっと考えてみたら、それはかつての TeX にあったことによく似てる。 「往時のTeX」も「今のgit」も、 割と誰もが使うことになる てゆーか使ってないと恥ずかしかったりする 結果は素敵だけど学習コストは低くない という点でよく似てる。だからこそ「ノウハウ」の記事がいっぱい上がり、それらについてあれこれ言われ、また「哲学」みたいな「作法」みたいなものも議論になる。 近頃はTeXを使うことが減ったのではあるけど、昔はTeXはよく使っていた。TeXと言っても生TeXではなくて、La

  • 手っとり早い料理の上達法 | おごちゃんの雑文

    ここりこのエントリの そこそこ美味いものを自分で作ってべるコツ まさにこれ。 近頃書くのをサボってるけど、「教会御飯」は毎月やっている。そして、始めてから今まで、月に1回のものについては、同じものを作ったことがない(作る日が2度あったら片方はアンコールということにしている)。 で、作る時は月曜から金曜日まで、ずっと同じものを作り続けて実験する。最初は実現可能性についての検証、実現可能性について問題がないとなると、量産可能性についての調整だ。結局、同じものを5回作ることになる。まぁ、なんだかんだで自炊出来ない日があったりするので、平均すると4回くらいだけど。 そうなると、味も手順も安定して来る。最初に思っていたものを間違えずに作れるようになる。いろんな「加減」がわかって来る。なので、まだ一度も致命的な失敗をしたことはない。まぁ、小さな失敗は何度かあるのだけど。 普段う飯、つまりその「実験

    John_Kawanishi
    John_Kawanishi 2019/04/08
    亀仙人がそんなこと言ってたっけなぁって魯山人だった。北大路亀仙人(焦
  • COBOL技術者を絶滅させても何も問題は解決しない | おごちゃんの雑文

    最初はもっとキャッチーなタイトルにしようと思ったんだが、そんなしょうもないことしてもしょうもないんで。 そろそろCOBOL絶滅のシナリオを考えようか 「語るに落ちる」とはこのことである。この人はCOBOLに親でも殺されたのだろうか? こんな炎上芸で問題が解決したら、何の苦労もない。 COBOLのメリットを一々挙げて反論する気はない。しかし、事実として現にCOBOLは多くの場所で使われている。その理由は何か。 あれこれあるのであるが、最大のメリットにして最大のデメリットとして挙げたいと思うのは、 後方互換性の高さ である。 後方互換性が高いことについてのメリットは、誰でもわかることだろう。COBOLもそれを売りにして来た。「古いCOBOL」のコードであっても、現代の最新のCOBOL規格から見てvalidであって、正しく同じ動作をするバイナリが出て来る。COBOLは実に60年近い歴史があるのだ

    John_Kawanishi
    John_Kawanishi 2019/04/05
    「IT屋や日経コンピュータが屡々勘違いしていることがあるのだが」「世の中はITを中心に回ってない」「COBOLで書かれたSystemが絶滅する前にCOBOL技術者がいなくなってしまう。どうせ件のおっさんはその責任取る気はないだ
  • 「インターネット老人会」 | おごちゃんの雑文

    しばしばネット上では、「インターネット老人会」なる話が展開される。 内容はいわゆる回顧なので微笑ましく見ているのだけど、話してる顔ぶれを見ていると、「それ最近の話だろ」とつっこみたくなることも多い。なんとゆーか、老人ぶってる。 何を持ってして「老人」を自称するかは文脈依存だ。小学生同士の会話なら、12歳にして「老人」を自称してもいいだろう。 「現代のネットコミュニティー」という文脈であれば、「2ちゃんねる」はもはや「老人」の話題だと言っても良いかも知れない。近頃の人に「オマエモナー」とか言っても「はぁ?」と言われるがオチだ。 ここで「インターネット」となると、何をモノサシにするべきか。「インターネット」と言ってもプロトコルのベース部分みたいな技術的な話になれば、産まれてこの方、大した変化はない。 とか考えると、社会的な部分、コミュニティー的な部分を見るべきだと思う。そこでは 商用化 の頃に

  • ま た 大 森 敏 行 か | おごちゃんの雑文

    一連のCOBOLの話で、また日経BPがアホな記事を上げている。 COBOLは難しいか、記者が試しにコードを書いてみた まぁ努力は認めるが、間違いだらけである。で、記者を見ると、以前にクソ記事で私に叩かれた「大森敏行」氏である。 以前に叩いたエントリはこっち。 「悪い大人」 どうもこの人の傾向として、よく知りもしないことをよく調べもせずに、わかったようなことをわかったような文章で書くというのがあるようだ。てめーは自分が物事をよく知らないってことに謙虚になれんのか? 細かい間違いを一々指摘するのは馬鹿げているので、大きな部分だけ挙げておく。 まず、題材を「FizzBuzz」に持って来たのが間違いである。 COBOLは「データ構造の扱い」を記述する言語であるので、「処理」を書くことはあまり得意ではない。この「得意ではない」というのは、出来ないとか表現能力が低いとかではなくて、 簡潔な表現が出来な

  • COBOL「私を殺すと言ってた言語は、みんな死んだよ」 | おごちゃんの雑文

    ITPro方面に火種があったので。 COBOLやVB6との決別、初手は不良資産の一掃 中を読めばいつもに日経コンピュータなんだが… 例によって、日経コンピュータがCOBOLを悪者にしている。まぁ、いつものことなんで、それ自体は割とどうでもいいんだが、見出し詐欺はいけない。何がそうかと言えば、後半の「かんぽ生命」の話。 1200億円の巨費を投じて基幹系システムをNEC製メインフレームから米IBM機に移行し、2017年1月に稼働させたかんぽ生命保険も、ツールで全体の1割に相当する不要資産を廃棄した。NECの独自言語「IDLII」からCOBOLにツールでリライトした。 見出しに「COBOLやVB6との決別」とか言いながら、よく見れば COBOLにした という話だ。見出しと違う話なんで「あれれ?」と思ってTwitterで聞いたりもしたんだが、 かんぽ生命副社長・井戸潔が語る基幹系システム刷新、成功

    John_Kawanishi
    John_Kawanishi 2017/09/25
    経済的合理性なんだよねぇ…
  • 「 ソフトウェアの資産計上」は業界の求めたこと | おごちゃんの雑文

    Twitterで いつどう言う理由でこんなアフォな法律にしたのか知らないけど、即刻撤回するだけで日IT国になれる気がする。 「日においては、税務上は自社開発のソフトウェアも資産計上して、3年若しくは5年で減価償却をする必要があります。」 https://t.co/TaAkA72OG7 — ザバ(ザバイオーネ) (@z_zabaglione) 2017年8月22日 というのが流れて来て元ネタの、 Amazonは最大のハックである「税ハック」と日のソフトウェア産業の競争優位 を読んだのだが、事実誤認とゆーか、読みスジ違いが酷いのでまとめておく。会計士の人が書いているようなので、そういった意味の「間違い」ではないのだが、根にズレがある。 そもそも、昔は無形固定資産に「ソフトウェア」という科目はなかった。 なかったらどうだったかと言えば、「ソフトウェア」は全て経費であり損金だった。その当

  • 僕の知ってる「特許庁」の話 | おごちゃんの雑文

    私の見聞きした話の断片を憶測でつないだことなんで、話半分で読んで欲しい。ただ、個々の事実として語っている部分は事実だ。 また、スキャンダル的な部分を除けば、いろんなプロジェクトに共通することなので、一つの「寓話」として読んでもらうといいかも知れない。 特許庁のプロジェクトがコケたって話はあちこちで語られ、いい話のネタになっているようなんだけど、私が知っている範囲では、そういった綺麗な失敗ではない。 くどいようだが、話の断片を憶測でつないだことだから、その辺は用心して読むように。実はfacebookにちょろっと書いたんだけど、もうちょっと整理して書いておく。 「特許庁」のプロジェクトは、実は始まった時くらいに誘われていた。そういった話を持って来た人がいたからだ。あれだけの大プロジェクトに「その人」がなんで関わっていたかは知らない。まぁ当時は「その人」はそれなりに信用していた部分もあったので、

    John_Kawanishi
    John_Kawanishi 2012/02/06
    「特許庁次期Systemは夢を見た方も実は単なる夢で作るべき物の具体的説明が無くVendorは説明されない夢なんて仕様に出来ない顧客の方はいや私の見た夢はこれではないと言うだけあるのはとっても素敵な夢だったという記憶
  • 生きてるうちに言ってやれよ | おごちゃんの雑文

    伊良部とゆー人がが死んだそうである。野球はからっきしなんで、どんな人か知らんけど。 で、いろんな記事が出て来てるんだが、とりあえず1つリンク。 伊良部さんは「永遠にヤンキースの家族」 球団が声明文 いろいろと心温まるいいメッセージが出ているようなんだけど、これらを見て思ったのは、 だ。 よく知らん人で自殺らしいんで、あんまり人物がどーだとか言うつもりはない。ただ、いろんな記事を見て思うのは、そういった「いい言葉」は生きているうちにかけてやれよと。もしその「いい言葉」が彼が生きているうちにかけられていたら、自殺なんてしなかったかも知れないじゃん。 とかって話をtwitterでしてたんだけど、そしたら@hikarusさんが @ogochan 終戦直後、職業軍人の奥さんと子どもが焼け出されて、電話ボックスに身を寄せたが、べるものも飲み物も入手できず、3人とも死んだら、みんなが電話ボックスにお供

  • 「JOYSOUND」のランキングがヤバい | おごちゃんの雑文

    JOYSOUNDのランキングがヤバい。 カラオケランキング-総合|JOYSOUND.com 何がヤバいって、これは「総合ランキング」だということ。つまり、JOYSOUND利用者全体のランキングなのだ。 ぱっと見るとわかると思うのだが、ほとんどが「アニソン」と「ボーカロイド」だ。クドいようだが、これは「総合ランキング」であって「アニメランキング」ではない。つまり、JOYSOUNDで歌う人は、 アニソンとボーカロイド が多いということだ。まぁあくまでも「ランキング」だから、これらの占有率が高いというわけではないのだけど。 「アニソン」については、実はそれ程驚いていない。なぜなら、アニソンは今時珍しく「メディアで繰り返し流れる」曲であり、「仲間で盛り上がりやすい」曲だから、親しまれやすいし、歌われやすい。そもそも、たいていのアニソンは「みんなが歌う」ことを意識して作られている。 どこかで読んだの

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