13歳で脱北し、中国での想像を絶する体験を語り、人権活動家となったパク・ヨンミさんが、注目を集めています。自伝的な手記「生きるための選択(原題:IN ORDER TO LIVE)」は米国をはじめ世界20カ国で出版されました。 パク・ヨンミさんは1993年10月、北朝鮮北部の恵山(ヘサン)生まれです。幼い頃は比較的裕福な暮らしをしていましたが、9歳の時、父親が禁じられた金属の横流しをしたかどで逮捕され、生活が一転。13歳のとき、母親とともに鴨緑江を渡って中国に脱出しました。その後の中国での長い潜伏生活と、ゴビ砂漠を抜けてモンゴルに到達、韓国にたどり着いて懸命に勉強し大学に進むまでの半生を自伝「生きるための選択」にまとめ、日本語版の「生きるための選択」(辰巳出版)の出版にあわせて来日もしました。パク・ヨンミさんに自身の半生や北朝鮮の人権について聞いたインタビューをお伝えします。 ――本を執筆す
ナチスの独裁者ヒトラーの著書「わが闘争」の著作権が昨年末で切れたのを受け、独ミュンヘンの研究機関「現代史研究所」は8日、ヒトラーの主張の誤りなどを指摘する注釈を付けた形で、同書の再出版を始めたと発表した。第2次世界大戦後、ドイツでは一貫して禁書扱いとされてきたが、「注釈版」を教材に用いようとする動きもある。 「わが闘争」の原書は上下2巻で約780ページだが、同研究所が約3500の注釈を加えて計約2千ページにまとめた。初版は約4千部を発行。価格は59ユーロ(約7500円)で、8日から書店などで販売が始まった。 同研究所によると、すでに事前予約が1万5千部に達しており、増刷を予定しているという。 ヒトラーが1923年のミュンヘンでのクーデターに失敗後、収監中に口述筆記させた同書は、自叙伝が中心の上巻が25年、ナチスの歴史をつづった下巻が26年に刊行。反ユダヤ主義をあおり、ナチスのイデオロギーの
栗原類 ADD知ってもらえて良かった 拡大 モデルの栗原類(20)が4日、東京・福家書店新宿サブナート店で初の翻訳本「リズ・クリモのちいさなセカイ」(飛鳥新社刊)発売記念イベントを行った。 5カ月かかった自信作を手に「ジョークをどう訳すか考えて、笑いのツボを学べた。できは5点中4点」と、いつものネガティブを封印。英国人の父と日本人で翻訳家の母を持ち、普段は「英語を日本語に訳してから話している感じ」という。英語は堪能だけに「需要があれば、スティーブン・キングの長編も訳したい」と意欲的だった。 5月のテレビ番組で発達障害の1つ「注意欠陥障害(ADD)」であることを告白。「いろんな人にADDのことを知ってもらえたことはよかったです」と語った。 続きを見る
【※追記】 「境界のないセカイ」はKADOKAWAさまの月刊少年エースに連載移籍が決まり、単行本もKADOKAWAさまから発行されることになりました。 応援下さいました皆様、ありがとうございました! 「境界のないセカイ」は本日公開の第15話をもってマンガボックスさんでの連載を終了することになりました。 これまで本作を楽しみにして下さっていた皆様、力及ばず申し訳ありません。 この先話が長くなるのでまず要点を先に書きますと。 ①「境界のないセカイ」の講談社からの単行本発売はなし ②「境界のないセカイ」のマンガボックスでの連載は15話で打ち切り ③「境界のないセカイ」企画の再建先を募集中 ④「境界のないセカイ」以外でもお仕事募集中 ……ということです。 連載中止の理由ですが、講談社さんからの表現上の問題から単行本発売中止決定し、これによりマンガボックスさんが本作で収益をあげられる見込みがなくなっ
「朝鮮人を殺せ!」「在日は半島へ帰れ!」 排外デモ、嫌韓本、ネット……あらゆる場所にあふれかえるヘイトスピーチ。差別的言動をいさめるどころか、野放しにし、ヘイト主義者たちと一体となり助長させている安倍ヘイト政権。いまの日本の差別国家ぶりには目を覆いたくなる現状だが、そんななかある1冊の本が“反ヘイト本”として注目を集めている。 東山紀之の自伝エッセイ『カワサキ・キッド』(朝日新聞出版、2010年刊)だ。東山といえば、ジャニーズ事務所所属のベテランアイドル。最近では私生活でも妻である女優の木村佳乃との間に二女をもうけ、ジャニーズアイドルとしては御法度の父親としての私生活もあえて積極的に語るなど、“物を言うアイドル”としての一面も見せている。 『カワサキ・キッド』は09年1月から1年4カ月の間「週刊朝日」に連載されたものだが、神奈川県川崎市で育った東山の極貧だった少年時代や、祖父がロシア人とい
出版大手KADOKAWAの漫画「妹ぱらだいす!2」を先月、東京都が「不健全図書」に指定した。描写の過激さではなく、物語の設定を理由に性描写を規制する都青少年健全育成条例の新基準の初適用だ。何が“不健全”とされたのか。 2010年末の条例改正時に「表現の自由を侵す」との批判が上がった新基準は、刑罰法規に触れたり近親者間で行われたりする性行為を「不当に賛美・誇張」した描写のある漫画やアニメ、ゲームなどについて、18歳未満への販売・閲覧を規制するというもの。 「妹ぱらだいす!2」はすべて母親の違う妹5人と同居する主人公と妹たちとの性行為が描かれるが、性器部分は消してある。 この作品について、出版関係者や保護者団体代表らでつくり毎月開かれる都青少年健全育成審議会が都の諮問を受け、「不健全図書に指定すべきだ」と答申。都が指定した。 都青少年・治安対策本部総合対策部の勝又一郎・連絡調整担当課長は「描か
東京の出版社が発行する月刊のファッション雑誌の中で、複数の著名な作家の談話がねつ造されていたことが分かり、出版社は、最新号に謝罪文を掲載するとともに、問題があった雑誌の回収を進めています。 ねつ造があったのは、東京の出版社、イースト・コミュニケーションズが発行する男性向けの趣味やファッションを取り上げる雑誌、「Free&Easy」の6月号です。 この雑誌では、ことし3月に亡くなったイラストレーターの安西水丸さんの思い出を語るとして、5人の談話を掲載しましたが、このうち作家の赤瀬川原平さん、角田光代さん、それにイラストレーターの南伸坊さんの3人の記事は、いずれも作家らに取材をせずに、ねつ造されたものだったことが出版社への取材で分かりました。 この記事について出版社は、すでに関係者から抗議を受けていて、不適切な記事だったとして、最新号に謝罪文を掲載するとともに、問題があった雑誌の回収を進めてい
ネット通販大手のアマゾンが大学生などに対し、書籍の価格の10%をポイント還元しているサービスが、「事実上の大幅値引きで再販契約違反にあたる」として、緑風出版、晩成書房、水声社など中小の出版社が、アマゾンへの出荷停止を相次いで決めた。 著作物には独占禁止法の例外として、出版社が書籍や雑誌などの小売価格を決めることができる「再販制度」が適用される。 アマゾンは2012年から10%還元を始めた。これに対して緑風出版などは、10%もの還元は事実上の大幅値引きにあたり、小売価格を維持する再販契約に違反すると主張。サービス停止を申し入れてきたが受け入れられないため、5月から出荷停止に踏み切る。期間は半年間で、自社の出版物にサービスが適用されなくなれば解除するという。 出版社にとってアマゾンはもっとも売り上げの大きい「得意先」だ。緑風出版の高須次郎社長は、「出荷停止には勇気がいるが、このままでは定価販売
「アホ男子かるた」出版の件 - スズコ、考える。 「#アホ男子母死亡かるた」というハッシュタグで、男子のアホな行動をかるた形式でネタとして投稿していたら、とある出版社が「#アホ男子かるた」なるハッシュタグを利用しネタを募集し、絵をつけて出版に至ったという騒動。 出版社は限りなく黒に近そうなのですが、ツイートは著作物として認められるのか、出版社がパクった証拠を出せるのか、一般人が裁判をしてメリットがあるのか、などなどなんとも複雑な騒動です。 ツイートの所有権はユーザーにある ツイートに著作権があるか否かを考える前に、しばしTwitter社はツイートの二次利用を認めているので、ツイートを勝手に本として出版しても問題ない、という見解を示す人がいますが、それは本当かを検証します。 「アホ男子かるた」の方も、そのような話を聞いたことがあると書いています。 ツイートの著作権については私も知識が乏しいの
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