「ルサンチマン」という言葉をご存じでしょうか? 知らない方は、知っていると文系的にかっこいいかもしれませんよ。 「ルサンチマン」は、 「神は死んだ」という言葉で有名な哲学者フリードリヒ・ニーチェの提唱した概念です。 哲学者ニーチェは、超訳が出版されたり、パロディー漫画が出版されたりと、 最近日本社会で、哲学になじみが薄い人達にも浸透しつつあります。 (よかったら過去ブログ『「ルサンチマン」に抱擁を』ご覧下さい。 結構よい出来です。) さて「ルサンチマン」。 「神は死んだ」と宣言したロックなニーチェが、 「善」だってマヤカシなんだよ!とぶち上げました。 彼曰く、「善」なんて「強者」への怨嗟から来る「弱者」の自己正当化に過ぎないのです。 上記過去ブログでも引用しているわかりやすい例えがあります。 あるところに平和を愛する部族Aが暮らしていました。 ところが、ある日好戦的な部族Bがやってきて、