北斎ならではの遠近法で描かれた奥行きある世界を、手もとで楽しむことができるレイヤーポーチが誕生! こんにちは、ミュージアム部の内村です。突然ですが、みなさま「葛飾北斎の作品」と聞くと、どのような絵を思い浮かべますか? 北斎は国内外で人気の作品を数多く残していますが、真っ先にこの絵を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。 「冨嶽三十六景ふがくさんじゅうろっけい 神奈川沖浪裏かながわおきなみうら」葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」すみだ北斎美術館蔵この絵は北斎の代表的な作品である「冨嶽三十六景」の中で最も有名な作品のひとつ「神奈川沖浪裏」という作品で、「The Great Wave(グレートウェーブ)」という呼称で世界中から愛されています。絵の中で静と動、そして遠近法をうまく使い、世界中の人々を魅了する名画といえるでしょう。 この「神奈川沖浪裏」と「凱風快晴がいふうかいせい(赤富士)」