電源の入ったノートパソコンの上に突っ伏して4〜5時間寝てしまった長野県内の男性が、右のほおに全治30日以上の低温やけどを負ったと、消費者庁が12日発表した。 同庁によると、この男性は今年7月5日夜から翌日朝にかけて自宅でパソコンを使用中、キーボードわきの手首を乗せる平らな部分に顔をつけて寝てしまったという。低温やけどは44度で3〜4時間、46度で30分〜1時間、50度では2〜3分で負うとされ、パソコンの取り扱い説明書には注意書きがあったという。 同庁には他にも、携帯電話やゆたんぽ、電気あんか、電気毛布、カイロなどでの事故が報告されている。