死者72人、行方不明者2人を出した広島市の土砂災害で、発生当日に市の避難勧告が遅れたと指摘されている問題で、現場に雨が降り始めた後に、気象情報会社が広島市に対し、「(現地の)1時間雨量は1ミリ以下」とする予想を提供していたことが30日、市への取材で分かった。降雨予想は20日午前1時50分に提供されたが、実際の午前2時以降の降雨量は同市安佐南区で80~87ミリ、安佐北区で92~115ミリを記録していた。 予想と実際の降雨量が大きく乖離(かいり)しており、気象情報会社によるピンポイント降雨予想の困難さと、その予想に依拠して自治体が避難勧告などを出す危うさが明らかになった形だ。 市によると、午前1時50分に気象情報会社から市に伝えられた降雨量の予想は、「午前2時以降4時までの1時間雨量は1ミリ以下」だった。 前日の19日午後10時にも、同じ予想が伝えられていた。 広島市は、避難勧告を出す際、(1
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