ここ数年こそ、「アイドルマスター」の人気もあって歌ものに大きな注目が集まっているが、バンダイナムコスタジオ・サウンドチームの特徴と言えば、キャッチーなシンセと、レース・ゲーム「リッジレーサー」シリーズに代表されるダンス・ミュージックの影響を受けたサウンドだろう。かつてはNYの名門キング・ストリートとコラボしたこともあり、なかにはAJURIKAのように、独立後に海外のトランス・シーンで活躍するクリエイターもいる。 今回登場した「アイドルマスター」楽曲のリミックス盤『The Remixes Collection THE IDOLM@STER TO D@NCE TO』は、そんなチームの遊び心を全開にした作品。プロデューサーである中川浩二と今作のまとめ役を担った井上拓は制作の経緯を語る。 「日本コロムビアの担当者と話した時に〈自由にやってもらっていいです〉と(笑)。原曲の構成を守りながらのリアレン
