価値観の多様化が進んでいるが、ことタバコの話となると火が点きやすい現代。5月16日の「バイキング」(フジテレビ系)でも出演者が激しくバトっていた。話題の中心はフィリップ モリス ジャパンが販売する次世代タバコ「iQOS(アイコス)」。火を使わない電子タバコだ。 ニオイが少なく灰や煙も出ないが、喫煙そのものに嫌悪感を抱く人からすると、そういう問題ではないらしい。番組メンバーの中では、特に元長野県知事の田中康夫が「タバコ=悪」という姿勢を貫き通していた。(文:みゆくらけん) 「どうして禁煙外来に行かないの?」にイライラ爆発 路上喫煙を禁止する自治体は少なくないが、その主な理由は吸い殻や灰によるゴミ問題、火傷などの事故、副流煙の害など。しかしタバコの葉を電気で加熱し、ニコチンを含んだ蒸気を吸う電子タバコの場合は、それらの問題を生じさせることはない。 愛煙家の坂上は「iQOS」が路上禁止の対象に入