非正規公務員が地震や台風、豪雨といった自然災害時に職場から安否確認されていたかを当事者団体がアンケートしたところ、「なかった」との回答が58.5%に上った。「あった」は29.2%だった。公務の現場で正規との「安全格差」の実態があるとして、団体は15日、総務省や人事院などの担当者に面会して改善を求めた。 アンケートは、国や自治体で働く非正規公務員の団体「非正規公務員voices(ヴォイセズ)」が実施した。昨年9月~今年1月5日にウェブ上で呼びかけ、退職者を含む68人が回答を寄せた。うち安否確認の質問には65人が答えた。