29日に始まったニコニコ超会議の目玉、歌舞伎俳優・中村獅童とバーチャルシンガー初音ミクが共演する超歌舞伎「花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)」で、劇中歌としてしばしば流れる曲がある。それは意外なことにヒロイン初音ミクの持ち歌ではない。もう一人のバーチャルキャスト重音テトのものだ。曲名は「吉原ラメント」。色町に生きる女の悲しみと意地を、哀感に満ちた旋律と音色で聞かせるテトの代表曲だ。ネットが生んだ歌姫として国際的に注目される初音ミクの陰に隠れがちだが、重音テトと「吉原ラメント」の誕生には、ミクとはまた違うドラマがある。 テトは音声合成技術UTAUで作られている。その原音となる音声を提供した小山乃舞世(おやまの・まよ)さんは、29日の客席前方で舞台を見守った。テトはもともと2008年、ネット掲示板2ちゃんねるユーザーがエープリルフールのジョークとして生み出した。初音ミクなどに使われている音
ユーザー参加型動画サイト「ニコニコ動画」が、ネットの中の現象をリアルの世界に再現するというコンセプトで開く「ニコニコ超会議2017」が、今年も29日、千葉・幕張メッセで開幕した。 大きな話題の一つが、「超歌舞伎」の「花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)」。超歌舞伎は、歌舞伎俳優・中村獅童とバーチャルシンガー・初音ミクの共演で昨年初めて上演され、優れたデジタル作品に贈られる「デジタル・コンテンツ・オブ・ザ・イヤー」(デジタルメディア協会主催)大賞に選ばれた。 今年は舞台を花街に移し、花魁(おいらん)の傾城初音太夫(初音ミク)とだて男・八重垣紋三(中村獅童)の恋模様を、初音太夫に横恋慕する蔭山新右衛門(澤村國矢)の激しい嫉妬を交えて描く。邪竜「青竜」の力を宿す新右衛門と、伝説の白狐(びゃっこ)の力を受け継ぐ紋三の戦いは、やがて分身の術、火炎の術など、人知を超えた超能力のぶつかり合いへと発展し
6月にニュー・アルバム『Boomiverse』のリリースを控えるアウトキャストのビッグ・ボーイが、去る4月20日、ストリーミングにて新曲を発表した。そのトラックにはキラー・マイク(ラン・ザ・ジュエルズ)とジーズィーがフィーチャーされており……とここまではいいのだけれど、まずは音源を聴いてみておくれ。 出だしからぶったまげる。なんと、初音ミクがサンプリングされているのである。なんでこんな冒険を試みようと思ったのだろう……アウトキャストでビッグ・ボーイの相方を務めるアンドレ3000は、かつてエイフェックス・ツインをお気に入りだと発言したりもしているので、まあ彼(ら)ならありえるといえばありえる選択ではあるけれども、しかしまた初音ミクとは大胆な。目から血を流す芸者のジャケといい『キル・ビル』をパロった曲名といい、どこまでが本気でどこからが冗談なのかわからない。これは単なるジャポニスムなのか? そ
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4月29日から30日まで幕張メッセで開催中の「ニコニコ超会議2017」で、目玉演目「超歌舞伎 花街詞合鏡」が上演されました。観客5000人の観客を圧巻の世界に引き込んだ舞台の様子と、本公演の主演・中村獅童さんの囲み取材の様子をお届けします! 中村獅童×初音ミクの「超歌舞伎 花街詞合鏡」 物語は澤村國矢さん演じる「蔭山新右衛門」が、山奥の龍神塚に現れるところから始まります。不気味な古塚に新右衛門が矢を放つと、邪悪な青龍が出現。新右衛門は強大で不思議な“チカラ”を手にします。 澤村國矢さん演じる「蔭山新右衛門」 と、発端(本編前のプロローグ)が始まったところで、白塗り姿の獅童さんが登場。歌舞伎の楽しみ方の一つである屋号の声掛けについて、獅童さんが登場した際には「萬屋(よろずや)」、國矢さんには「紀伊国屋(きのくにや)」、初音ミクさんには「初音屋」、重音テトさんには「重音屋」と掛け声をかけてほし
劇中曲は、ニコニコ動画で人気の楽曲「吉原ラメント」 2017年4月29日~4月30日、千葉・幕張メッセにて開催されている、ニコニコ最大のイベント“ニコニコ超会議2017”。本記事では、このニコニコ超会議2017の目玉のひとつ、超歌舞伎“花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)”をリポートする。 昨年の“今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)”に続き、2回目の登場となる超歌舞伎は、日本の伝統文化と最新テクノロジーを融合させた新しいエンターテインメント。今回も、歌舞伎役者の中村獅童さんと、電子の歌姫・初音ミクさんが主演を務める。描かれるのは、町人社会を題材にして展開する“世話物”で、獅童さん演じる伊達男・八重垣紋三に、ミクさん演じる未来/花魁・初音太夫が恋をすることで物語が動いていく。 [昨年の“超歌舞伎”関連記事] ・中村獅童、初音ミク出演の“超歌舞伎『今昔饗宴千本桜』”に、古典芸能と最新
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