今日は、「政策を考えるにあたってはPros/Cons(プロコン。”プラス面とマイナス面”位の意味)が重要」ということを書きたいと思います。 アベノミクスが始まり、黒田日銀による量的・質的緩和も始まった現在、円安・株高・債券高という日本経済にとって好ましい状態が続いています。 最近のブレイクイーブンインフレ率も昨年の今頃は0.5%前後だったものが、現在は1.5%弱にまで高まってきています。*1 とはいうものの、政府日銀が目指す消費者物価指数CPI=2%に到達するのが、目標とする2年以内で達成できるのかどうかはまだわかりません。 このような不確実な将来について考える時に、考えられる複数のシナリオに分けて考えるシナリオ分析は有効です。 リフレ政策に懐疑的な人たちからは、目指すマイルドインフレ達成シナリオ以外に、悲惨なシナリオも描かれています。 以下はabz2010氏のブログ「アベノミクスの行く末