この記事は東京造形大学CSLABで行われた講座の原稿です。「その1」の続きとなっていますので、前回の記事も合わせてお読みくださると幸いです。 今回の記事は「映像データ」に着目しています。作家だけでなく、企画側含む映像展示に関わる全ての人に役立つよう考えて書きました。企画者側の人達のデータに対する理解が深まれば、インストーラーへの相談タイミングが変わると思います(データをみなければ機材選択ができない場合も多い)。 また、展示指示書の制作や企画運営や作品を取り扱う上での責任分解など、ある程度のデータの知識がなければ美術館やギャラリーで映像作品を取り扱うのは難しいと思われます。そういった方々が困った時に参考にできるような記事になれば良いなと思っています。 業界全体のリテラシー向上を願って書いていますが、こういった話が苦手な人も多いと思います。全てを理解するというよりは、詰まった時に参照できるよう
