はじめに こんにちは、higasunです。 普段は東京でソフトウェアエンジニアとして働いています。 今回は、実家の八百屋のためにRailsでアプリケーションを作った時の話をします。 「八百屋」と言っても、もう店先で青果を売るような業態ではなくなり、今は飲食店や施設への青果の配達を主に行っています。 下の画像のようなアプリを、研究や仕事の合間で開発して、2,3ヶ月ほどで現場に導入しました。 2025年1月の現在では、このアプリで1人あたり毎日30分程度の業務時間の短縮ができています。 背景 開発を始めたのは1年ほど前です。当時、自分は大学院で機械学習の応用研究をしており、実験用にPythonでプログラムを書いたり、Vueで簡単なアプリを作ったりしていました。 ある時、帰省した際に実家の業務をあらためて眺めていると、アナログな部分がたくさんあるのに気づきました。例えば、納品先からFAXで届いた