エンジニアにとっても人ごとではないのが心の健康だ。ピースマインドのカウンセラーが、毎回関連した話題を分かりやすくお届けする。危険信号を見逃さず、常に心の健康を維持していこう。 ■感情をなくしたPさん 「このごろ、うれしいとか楽しいとか、悲しいといった感情がわかなくなってしまった。私はどうなってしまったのか」。こんな悩みを訴えてカウンセリングを受けにきたPさん。一時休職をして治療に専念することになりました。 「職場の人と接するとき、つい相手の顔色をうかがってしまうのです」「自分がどう思われているか不安で、相手の機嫌を損ねるようなことがいえないのです」とPさんは話しました。Pさんは、自分が取っている行動によって極端に感情を抑えてしまっていますが、そのことには気付かずに過ごしています。他者からは、Pさんは普通に振る舞っているように見えるようです。 「いつ仲間外れになるかと不安で、息が詰まりそう」
外科医が外科手術をするように、私たちはセラピーを行うのではない。つまり私たちがセラピーそのものであり、クライエントへの無条件の肯定的配慮がないままでは、セラピーの成功は難しい。・・マイケル・カーン (セラピストとクライエント P.57) これは、外科手術をする場面を想像していただければいいと思います。外科手術をするとき、外科医はその場のリーダーで、外科手術は、リーダーである外科医の指示のもと行われます。一方患者さんは・・麻酔で眠っているわけで、なにをされているのかわからない状態です。目が覚めたら、なんか知らないけれど、悪いところをとってもらった、変なところを治してもらったということになるのです。一方セラピーの場合は、そうではありません。学派によって多少の違いはありますが、セラピストとクライエントの関係は、外科医―患者のような、一方的な関係ではありません。セラピストは、クライエントの「今ここ
輸出入リスクに対する保険を提供する日本貿易保険は2007年4月、メインフレーム上で稼働していた保険業務システムの再構築を完遂した。設計、開発は日本IBMが担当。その開発規模はJavaで400万行に上る。仕様漏れによるやり直しから、当初計画より稼働が1年3カ月遅れた。 「『来月にはプロジェクトの遅れを取り戻せる』と先月言っていたが状況は変わっていない。いったいどうなっているんですか」。 ベンダーの経営層が集まるプロジェクト進捗会議の席上、日本貿易保険(NEXI)の情報システム担当理事である大林直樹氏は、保険業務システムの遅れについて日本IBMの役員に問いただした。約2年で完了予定のプロジェクトが、残り半年にきたところで遅れが拡大していた。それとともに、大林理事の不安は膨らんでいった―。 結果的にその不安は現実のものとなる。稼働開始が1年3カ月遅れ、ユーザー、ベンダー合わせて数十億円とみられる
「Windows 8」では起動時間を高速化する新方式が導入される。米Microsoftの開発者向けブログ「Building Windows 8」によると、コールドスタートとハイバネーション(休止状態)の中間のような起動方法を取り入れることで、Windows 7をコールドスタートさせるのと比べ30~70%高速化しているという。 Windows PCを停止させる場合、スリープ(データをメモリに格納)かハイバネーション(データをHDDに格納)、あるいはシャットダウンすることになる。調査によると、Windows 7ユーザーの半数がシャットダウンを選んでおり、4割以上が利用しているスリープに比べてもハイバネーションは少数派という。 ユーザーはPCの電源を完全にオフにすることを望んでいるが、シャットダウン時と同様に電源をオフにできるハイバネーションはあまり使われてない。ユーザーはOSを新たに起動するこ
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