ここがポイント クラウド請求管理のFintech企業として弥生の傘下に入ったMisoca。今回の決算公告は黒字、利益剰余金の赤字も解消しており、まずまずといったところでしょうか。 前回の決算公告(16年9月30日現在)では1億円の純利益を計上していたのですが、買収直後の前々回の決算公告(16年5月31日現在)では6500万円の赤字でした。前回の決算公告では、買収後の何らかの特別な会計処理があったのかもしれません。 登録事業者数は買収後に倍増も、シナジー効果はまだまだ? 有料化したMisocaの今後の業績を占う上で、気になるのは登録事業者数の推移。この数字について、もう少し掘り下げたいと思います。 まず、現在の登録事業者数は20万超とのことですが、買収前の登録数は9万弱となっていたので、買収後に倍以上に増えました。これだけを見ると有料化後も順調に拡大しているといえそうですが、さらに見ておきた
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