三井住友フィナンシャルグループ(FG)が、ネット証券最大手のSBIホールディングス(HD)に1割程度出資する方向で最終調整していることが21日、わかった。SBIHDが第三者割当増資を実施し、証券事業で本格的に提携する。伝統的なメガバンクがフィンテックに強みを持つネット証券最大手と資本提携することで、金融のデジタル化を巡る競争は新たな段階に入る。メガバンクとネット証券の取り組みは、三菱UFJフィナンシャル・グループ
三井住友フィナンシャルグループ(FG)は16日、来年4月1日付の首脳人事を発表した。グループ全体を率いるFG社長に三井住友銀行の国部毅頭取(62)が就任し、後任の頭取には高島誠専務執行役員(58)が昇格する。銀行主導から持ち株会社中心の経営に移るガバナンス(統治)改革を新体制で進める。国部氏は新設するグループ最高経営責任者(CEO)にも就任。宮田孝一FG社長(63)はFGと銀行の会長を兼務する
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