企業価値が10億ドル(約1400億円)を上回る未上場の企業をユニコーンと呼ぶようになって10年。40社程度から1100社超に増えたユニコーンは金融引き締めの逆風を受け海外では躓(つまず)く企業も目立ってきた。大量の資金を支えに成長を最優先するスタートアップの事業モデルは転機を迎えている。「上場株は冬の時代だが、ユニコーンの冬はもっと長く続く」。ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は
企業価値が10億ドル(約1400億円)を上回る未上場の企業をユニコーンと呼ぶようになって10年。40社程度から1100社超に増えたユニコーンは金融引き締めの逆風を受け海外では躓(つまず)く企業も目立ってきた。大量の資金を支えに成長を最優先するスタートアップの事業モデルは転機を迎えている。「上場株は冬の時代だが、ユニコーンの冬はもっと長く続く」。ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は
ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長(64)は昨年初め、ビデオ会議でスタッフに檄を飛ばしていた。当時、スタートアップ企業のバリュエーションは跳ね上がっていたが、同社は十分な投資を行っていなかった。 ソフトバンクから資金を受け取るよう、スタートアップ企業を説得する必要があるーー。孫氏は幹部らにこう説いていた。複数の元社員が明らかにした。 孫氏は企業への働きかけの電話を記録するスプレッドシートを作成。投資のスピードを上げるために内部規定を緩めた。こうした環境により、スタッフからは「セールス担当者のような気分だ」との声も漏れていたという。 当局への提出書類によると、孫氏とそのチームは昨年、ソフトバンクが新たに立ち上げた「ビジョンファンド2」から180社余りに対して380億ドル(約5兆0500億円)を投じた。直近の投資が大きく裏目に出ていたこともあり、一段と慎重な投資姿勢で臨むと表明し
by MIKI Yoshihito ソフトバンクが、複数の大型スタートアップから一斉に手を引いたことが明らかになりました。その背景には、ソフトバンクが巨額の支援を行ったコワーキングスペースサービスのスタートアップWeWorkの新規株式公開(IPO)失敗や、犬の散歩代行サービスWagの経営からの撤退など、相次ぐ投資事業の不振があると指摘されています。 SoftBank keeps walking away from startup investments - Axios https://www.axios.com/softbank-walk-away-startups-honor-creator-seismic-8d4adc0c-dcfb-42d3-982e-f422a9963be8.html SoftBank Vision Fund reportedly backs out of seve
クラウド経由でソフトウエアを提供するサービスの分野にリスクマネーが流入している。同サービスを手がけるスタートアップ企業の2019年のこれまでの累計調達金額は350億円と18年通年実績を上回った。新規株式公開(IPO)する企業も増えてきた。米欧で00年代半ば先行してきたが新サービスの日本での普及に弾みがつきそうだ。サービスは「SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)」と呼ばれる。米国では関連
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