来年のJRA賞金、26億円減 2012年度のJRAのレース賞金が減額されることが、27日に分かった。今年に比べ、全体で約26億円の大幅減で、G2、G3の1着賞金は、全て10~50万円の減額に。賞金が維持されるのは、G1と2、3歳戦の一部(2歳は新馬、未勝利、平場500万、3歳は春番組の未勝利、平場500万)のみで、3歳上、4歳上のG2以下は、全レース減額となる。 JRAの売り上げは、97年の4兆6億6166万3100円をピークに、年々減少。今年も、先週の菊花賞こそ3・1%増と数字を伸ばしたが、G1レースを中心に伸び悩んでいる。JRAは、下げ止まりが見えない現状を考え、全体的な賞金減を決断した模様だ。