福岡市は、福岡沖地震の発生から17年となった3月20日、以下のような防災メールを配信しました。「2005年3月20日に発生した福岡県西方沖地震の記憶と経験を風化させないために、20日を『市民防災の日』と定めています。警固(けご)断層帯は、日本の主な活断層の中でも、地震発生確率が高いグループに属しており、いつ、大きな地震が発生してもおかしくありません。この機会に、あらためて防災について考え、自分や家族、地域の安全を守るために、必要な備えを“今”しておきましょう」。発生から10年で本紙がまとめた同断層帯の特徴について、以下再掲しました(2015/03/15付 西日本新聞朝刊、年齢、肩書は当時)。今後の防災に、少しでも役立てていただければ幸いです。 福岡沖地震の発生から20日で10年。地震は、福岡県内を走る警固断層帯のうち、海側(北西部)の断層が動いたため発生したとされる。一方、福岡都市圏直下に