26日に発売されたのは「時間の花束 Bouquet du temps」というキルトの作品集で、引退の直前に出した「蒼い時」以来、39年ぶりの著書となります。 家族や友人のために作った作品や、東日本大震災の被災地の復興を祈りながら作った「夢を灯す」というタペストリーなど、結婚後、作り続けてきたおよそ70点が紹介されています。 三浦さんはあとがきで東日本大震災に触れ、「不安を“縫うこと”が救ってくれました。あの時ちくちくと針を運びながら『どうか少しでも早い被災地の復興をかなえてください』と祈った思いは今も変わりません」などとつづったうえで、各地の被災地の復興のためにこの本の印税を寄付する意向を記しています。 出版社によりますと、初版10万部とキルトの作品集としては異例の部数が発行され、東京 新宿の書店では訪れた人が次々と手に取っていました。 40代の自営業の女性は「キルトを作っているのは知って
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