「知床ヒグマ餌やり禁止キャンペーン」の基本ロゴマーク 【奈良山雅俊】学者や北海道の地元自治体、観光団体などでつくる知床自然遺産地域適正利用・エコツーリズム検討会議(事務局、環境省など)が1日、羅臼町で開かれ、ヒグマへの正しい知識やマナーの啓発を観光客らに呼びかける「ヒグマエサやり禁止キャンペーン」を今春から展開していくことを決めた。ロゴマークも披露され、啓発に幅広く利用していく。 啓発ロゴは道路標識の禁止マークにヒグマにリンゴを持つ手を差しのべるデザイン。これを印刷したマグネットステッカーやチラシをホテルなどの観光施設やバス、タクシー、レンタカーなどに掲示するほか、コンビニやレストランに協力を求め、弁当の包装紙や割り箸袋、紙ナプキンにもシールや印刷でロゴを入れていく予定だ。啓発用のDVD作成や道路の電光掲示板の利用も進めていく。 キャンペーンの開始はゴールデンウイーク前後の知床横断道