以前にも、読む気にはならないが面白そうな新刊情報を見かけてエントリにしたことがあるが、また、その手の路線で、興味を惹いた新刊情報というか新刊の書評を見かけた。 独断と偏見だが、私とある程度、近現代史に関する興味の方向が近い方にも興味をお持ちいただけそうな書籍である。また、私自身のこっち方面における知識はごく浅いものだが、ここを読みに来てくださる方には私より遙かに深い知識をお持ちの方が多々いらっしゃることを知っているので、ブログでご紹介したくなった次第だ。 その新刊とは。 「誰も言えない国家論」 著者は、元谷外志雄氏。産経出版社よりの発売である。リンク先はアマゾンの販売ページだが、外装イメージの拡大にもリンクを貼っておこう。この書籍、副題に「田母神ブームを作った男が書く」とあるのだが、表紙を飾る写真は、胸に色々勲章のようなものを飾った軍服に見える恐らくは自衛隊の制服をまとった田母神俊雄氏と、