OSの高機能化とシステムとしての軽さは、概ね二律背反の関係にあると言っていいと思います。本来、ソフトウェアにそのような性質はないはずですが(高機能化は必ずしも負荷増大に直結しない)、新しいハードを売るためにハードウェアベンダーと組んでの謀略なのか、よりリッチな機能をユーザに提示したいソフトベンダーとしての矜持なのか、原因はわかりませんが、リリースごとに重くなる傾向があることは確かでしょう。 ですから、ハード/ソフトベンダーの思惑から外れたところに位置するOSを動かしてみると、肩透かしを喰らうことになります。たとえば「ReactOS」。Windows代替を目指し開発中の、オープンソースのOSです。本来ならば自分の言葉で解説したいところですが、ここはブログですから、Wikipediaのエントリをご参照ください。 このReactOS、α段階ゆえに全体の完成度はXPやVistaに遠く及びませんが、