広く利用されているテキストエディア「vim」に深刻な脆弱性が明らかとなった。パッチが提供されている。 解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2022-2042」が明らかとなったもの。ファジングにより発見されたもので、脆弱性報告サイト「huntr」を通じて開発者に報告された。 発見者の説明では、脆弱性を悪用されると、リモートよりコードを実行されるおそれがあるほか、メモリの改変、防御機能のバイパス、サービス拒否などが生じるおそれがある。「実証コード(PoC)」も公開されている。 共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは、「huntr」において「7.4」とされているが、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、CVSS基本値を「9.8」とし、「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。 開発チーム
UNIX系OSをはじめ、広く利用されているテキストエディタ「vim」に脆弱性が明らかとなった。パッチにて修正されている。 ヒープバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2022-0318」が明らかとなったもの。脆弱性報告サイト「huntr」を通じて開発者に報告された。実証コード(PoC)も公開されている。「huntr」では共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアを「6.6」とし、重要度を「中(Medium)」とレーティング。Red Hatも同様に「6.6」とし、「中(Moderate)」と評価している。 「huntr」では、脆弱性の悪用にはローカル環境においてログイン権限が必要と評価しているが、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、ネットワーク経由で攻撃が可能であり、権限も不要としてCVSS基本値を「9.8」、重要度を「クリティカル(Critica
2013年にEmacsの使いすぎで小指が痛くなってからVimユーザーをやり始めて、かれこれ8年が経つ。 当時書いたvimrcを秘伝のタレ的に使い続けてきたが、正直あんまりまともにプラグインの更新とかをやっていなかったせいで、ある日突然、普通に使ってるだけなのにエラーが出まくって困る状態になった。 Vim の寿命 後ろめたさを感じつつも NeoBundle.vim、neocomplete.vim、Unite.vim といった一世代古いShougoさんウェアを使い続けていて、特に Unite.vim は後述の都合により2014年のバージョンに固定して更新をサボっていたのだが、Unite関係の何かがVim 8.2で動かなくなった*1。macOSではsystem Vimを使うようにしてみたところ、system Rubyが何か壊れているせいでif_rubyで書いている自作のUniteプラグインが常に
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? vimconf 2017 というわけで、vimconf 2017へ行ってきました。 個人的には、具体的に最新な技術情報を含むと考えるので、Qiitaにてアップします。 とりあえず、楽しかった。 私は関西(兵庫)から参加してきました。初参加。 割と関西に限らず、関東の外からの参加者の方も多くいらっしゃいました。 ...Osaka vimな人もいた模様(マリオアイコンな人をはじめ、幾人かお声かけさせて頂きました, 私は単に過去の一参加者です。) なお、今回から同時通訳がされるようになったそうです(JP->EN, EN->JP)。 より国際カ
オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。 Vim と日本語入力の話。 まずはこちらをお読みいただいて、この修正が入ったVimを使用していきます。 Ubuntu 16.04 LTSのVimは7.4.1689なので、これをバージョンアップします。中村さんのPPAを使わせてもらいます。 基本的は中村さん用で、壊れたバージョンを置いてしまうことがあるかもしれないので自己責任でお使いください、ということです。 いい感じに動作したら、リポジトリを無効にしてしまうのも手かもしれません。 PPAを追加します。 $ sudo add-apt-repository ppa:hnakamur/vim $ sudo apt-get update 今回はgvimを使用するので、インストールします。パッケージ名はvim-gtk3です。 $ sudo
[:SKK] [:chrome] [:vim] cVim twitterで呟いたやつ+α。 はてなブログにTwitter埋め込めるみたいなので、それを試してみたかった。 cVim とは chrome系ブラウザで使用可能な、Vim拡張。他に Vimium, Vichrome, Vrome, 等がある。 公式の文面を超意訳するなら、 「Vimium, Vichrome, Vrome達はpentadactyl等にある機能が欠けているけど、私なら大丈夫。 そう、cVimならね」 原文はこっち GitHub - 1995eaton/chromium-vim: Vim bindings for Google Chrome. https://github.com/1995eaton/chromium-vim 機能 メインで使ってるのがVimiumなため、Vimiumが比較の基準。 vim-likeなキー
8/31、patch 8.0.1026 で Linux 版 Vim のとある挙動が修正されました。 patch 8.0.1026: GTK on-the-spot input has problems - vim/vim@5c6dbcb - GitHub https://github.com/vim/vim/commit/5c6dbcb03fa552d7b0e61c8fcf425147eb6bf7d5 この修正は、Linux 版 Vim の IME (Input Method Editor) の挙動を修正する物ですが、この1つのパッチの為に多くの開発者が動いたという話です。 Vim と IME と僕 このパッチ、多い時で月に100個以上もリリースされる大量のパッチの1つに過ぎないのですが、実はこのパッチには思い入れがあり記事にせずにいられませんでした。この問題が修正されるまでに至った経緯を
ひさびさ Vim のエントリを書く気がします。 今から4年ほど前、Vim にスレッドセーフなメッセージキューが欲しいというメールが vim-dev 届きます。 [PATCH] Proof of concept: thread-safe message queue https://groups.google.com/forum/#!searchin/vim_dev/tarruda%7Csort:relevance/vim_dev/65jjGqS1_VQ/fFiFrrIBwNAJ その時はまだ、vim-dev の中にも「Vim はエディタだし必要ない」といった空気があったと思います。 [PATCH] Non-blocking job control for vimscript https://groups.google.com/forum/#!searchin/vim_dev/tarruda%
[:SKK] [:vim] [:Firefox] vimfx 長い間FirefoxとVimperatorの組み合わせにお世話になってきた。けど。 Vimperatorはe10sにまだ対応出来ておらず、fx48では以前Nightlyで試した通り動かなかったので、他のVim拡張試してる。 VimFx :: Add-ons for Firefox e10sにも対応済みな模様(install.rdfのmultiprocessCompatibleタグ参照)。 Nightly + e10s環境でもう一ヶ月近く使ってるけど、今のところ大きな問題は起きていない。 というわけで、メモまとめ。画像多いので、目次以降は続きにする。 概要 導入 基本的な操作 機能 設定画面から色々変更可能 ヒントに関する操作 画面上要素にフォーカス ツールバーのクリック 要素を右クリック GCLIとかいうのが使える 設定ファイル
VimperatorがFirefox 51で動かなくなり、自分で修正xpiをインストールしたりしてたのだけど、その時、 Vimperatorを代替できるアドオンとして VimFxなるものの存在を知り、それ以降はずっと VimFxを使っている。 追記: 2017-10-21 VimFxもFF57で使えなくなる。参考: Turn VimFx into a WebExtension 追記ここまで 追記: 2017-10-23 Vimium-FFの使用感想はこちら 追記ここまで VimFx メモ - クマーなひとときv2←こちらのブログを見て頂ければ、それで事足りる。私の設定も殆ど、ここからのパクりだ。以下、私の戯言を読みたい人はどうぞ。 修正されたvimperator 3.16.0であっても、マルチプロセスウィンドウが有効の状態では、TypeError: 'stopPropagation' ca
VimおよびNeoVimに任意のコードの実行につながるセキュリティ脆弱性を修正するパッチが追加された。それぞれ「patch 8.0.0056|vim / vim」および「vim-patch:8.0.0056|neovim / neovim」で内容を確認できる。修正対象の脆弱性はfiletype、syntax、keymapの値のチェックが不適切というもので、結果として誤った設定状態で該当するファイルが開かれるとコードが実行される危険性がある。 今回、発見された脆弱性は、モードラインが有効になっている場合に悪意のあるファイルを開くと任意のシェルが実行されてしまう。パッチは debian stable、CentOS 6 向けにもバックポートされリリースされている。 なお、プラグインなどの形で脆弱性を悪用したマルウェアが登場する可能性も考えられるが、現在のところセキュリティファームからそういった情
この記事は Vim (その2) Advent Calendar 2016 の17日目の記事です。 Vim の起動が遅い? Vim の起動速度が云々という話題が時折あり、自分もなんとなく気になっていました。 闇のプラグインマネージャである dein.vim を試したりもしました。 しかし、聖なる存在である私 anekos とは相性が悪いようで、奇妙な動きに翻弄されるばかり。 不具合報告したくとも、奇怪複雑な動作のため、超面倒くさい! あきらめた! 起動時間はあきらめる 実際のところ、起動速度が遅いというのは、本質的な問題ではないはず。 Vim を使いたいと思ってから、実際に使えるまでの時間こそが問題です。 それに、起動時間を短くするために色々考えるのも面倒。 起動しなければ 0 秒? そういうわけで、起動するから時間がかかるので、あらかじめ起動しておくという方針にしました。 つまり、gVim
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13年前、僕は vim-dev (Vim の開発グループ)に Vim からソケット通信が出来る関数群のパッチを書いて送りました。 Socket functions for vim. - Yahoo! Groups https://groups.yahoo.com/neo/groups/vimdev/conversations/topics/32576 その時は Bram (vimboss) に「Python や Perl インタフェースを使えるやないか、もしくは外部コマンドとか」と返されてしまいました。確かに言語拡張を使えば出来ますし、それに処理がブロッキングだったので実はそれほど有益では無かったかも知れません。 その後、このソケット通信のパッチは vimproc の一部に取り込まれ、シーケンシャルなソケット通信は出来る様になりました。しかし Vim には非同期インタフェースがありません。
音声認識でプログラミングする情報.たまに見返したくなるのでメモ. Using Python to Code by Voice Using Python to Code by Voice - YouTube 音声認識でプログラミングするためのプログラム作って使ってるという発表. Microsoft Vista Speech Recognition Tested - Perl Scripting Microsoft Vista Speech Recognition Tested - Perl Scripting - YouTube Windows Vistaの音声認識でPerl書こうとする動画. ujihisaさんが見た人 ujihisa: emacs使いのうち一人が ujihisa: 本当にすごかった・・・ ujihisa: やばい・・・ ujihisa: emacs最大の弱点 ujihis
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