アメリカンファミリー生命保険(アフラック)は12日、約1万2900件の顧客情報が流出し、名簿業者に売却されていたと発表した。関東地方の顧客が中心で、契約者や被保険者の住所や電話番号、契約内容などを含んでいる。現時点で不正利用された事実は確認されていないという。 アフラックによると、09年9月に別の代理店に吸収合併された代理店の元社員が情報を持ち出して名簿業者に売却した疑いが強いという。アフラックは金融庁などに事態を報告。今後の対応については警視庁とも相談する。 情報が流出した顧客に対しては書面で説明する方針。問い合わせは同社コールセンター、フリーダイヤル0120・787086。