inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 自然エネルギー活用の切り札とされている地熱発電の開発が大きく前進しそうだ。 環境省が3月末に各都道府県に通知した国立・国定公園内の地熱開発の規制緩和案によると、場所によっては発電所の設置や地熱貯留槽への「垂直掘削」を認める画期的な内容となっていたからだ。 実は2月時点では違った姿だった。専門家による検討会で政府が示したのは、公園外から斜めに掘る「傾斜掘削」だけを認める案だったのだ。 国立公園には、自然公園の核心部から順番に、特別保護地区と第1~3種特別地域と呼ばれる区域が設定されており、今回の規制緩和の対象は第2、3種特別地域。垂直掘削は真下の熱源に井戸を掘るため、技術的にも難しい傾斜掘削に比べてコストを抑制できるのが特徴だ。日本は世
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