血液はウソをつかない過去もごまかせない本誌記者10人が受けてみて仰天!「がん遺伝子検査」でここまでわかった 病気になりたくない。そう思いつつ、つい不摂生をしてしまうのが人間だ。だが、肉体は全て記憶している。がん遺伝子検査で聞こえてきた体の声は、どんな検査よりも早くがんへの警鐘を鳴らしていた。 わずか2・5mlの血液で 3人に1人ががんにかかり、そのうちの2人に1人はがんで命を落とす「がん死時代」。がんの脅威に対抗すべく「早期発見」が叫ばれて久しい。 「腫瘍マーカーやMRI、CTといった画像検査、血液分析技術は確かに進歩しました。しかし、これらは『早期発見』とはいえ、病気になった結果を見ている検査です。命は助かったとしても、苦しい闘病は避けることができない。しかし、遺伝子医学が進み、これからこんながんになるだろうという未病状態を診断することが可能になりました。それが『がん遺伝子検査』です」(