2009年までオートバイの全日本選手権や鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦していた元レーシングライダーです。現在は引退し、会社を経営していますが、企業や大学のプロジェクトチームをマネジメントする立場にあります。チームスポーツのレース業界で13年間培ってきた持論を言語化していければと思っています。 これは『アクティビティ「持論を持とう!」』に参加された日経ビジネスオンライン読者が書いた「参加にあたっての一言」である。 本連載の第1回で、「PM(プロジェクトマネジャー)の持論を作り、磨いていく手順を学び、同時に参加者がお互いの持論を通して啓発し合える活動(アクティビティ)を実施する」と読者に呼びかけた(『あなたの「持論」は文章に書けますか?』参照)。 ここで言う「持論」とは「経験から生まれ、行動を導いている方法論」である。自分が持っている方法論であり、自分の経験から生まれ、自分の行動を導くものを