財務戦略アドバイザー/インテグリティ代表取締役。1972年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、監査法人太田昭和センチュリー(現あずさ監査法人)、大和証券SMBC、UBS証券等を経て現職。監査法人、投資銀行を通じて会計監査、IPO支援、デューデリジェンス、M&A・事業再生・資金調達に関するアドバイザリー業務に従事。現在は、アドバイザリーサービスに加え、買収後の企業変革、ターンアラウンドマネージャーとして買収先企業の再建に取り組むほか、スタートアップ企業のCFOを務める。 著書に『あわせて学ぶ会計&ファイナンス入門講座』『コーポレートファイナンス 戦略と実践』(ともにダイヤモンド社)等。NewsPicksプロピッカー。 「会計&ファイナンス」 一流の経営者はどう使う? 会計やファイナンスに関する知識の重要性は多くの人が主張しており、ここで改めて言うまでもありません。しかし、社長やCEO、
いささか大げさなタイトルで恐縮ですが、先進国のみならず金融制度の整っていない発展途上国で金融リテラシーの向上が大きな政策課題となっていることを申し上げたいと思います。 金融リテラシーとは、金融取引や商品について理解した上で、適切に活用する能力ということです。その向上に必要な知識・教養分野としては、[1]経済、[2]金融、[3]投資ですが、これらの知識を持つだけでなく、それを実際に自ら活用してさらに実践力が備わることでより能力が高まると言えます。 先進国で金融リテラシー向上を政策課題として取り上げられる背景として、金融のグローバル化や金融商品の多様化に伴ってより複雑化する中、金融知識を保有していたと思っていた人達でも実はきちんとリスクを把握できていなかったことがあります。2006年OECDの調査では、金融市場が早くから成熟していた米国や日本でも、多くの投資家が投資・運用の知識を有していないこ
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