人の心は常に変わり続け、明日の気持ちがどうなっているかなんて誰にもわかりません。 今日は心の底から好きでも、明日もあさっても好きでいられる約束なんて、本当は誰にもできないのかもしれません。 それでも、人は恋に落ちると「これは運命の出会いでは?」って思い、愛が永遠に続くようような錯覚に陥ります。錯覚と言うと言い過ぎかもしれませんが。 僕は「運命の出会い」があるとは思っています。 だから、そうなる運命なら、死ぬまでその人と愛し合うことだってきっとあるでしょう。 でも、たぶん多くの場合、たとえそれが運命の出会いのように思えても、たまたま、運命の接点で出会っただけで、その後の2人の運命が同じ方向に進むとは限らないってこと。 自分がその人を好きになる自由があるのと同時に、その人だって誰かを好きになる自由がある。そこをはき違えるとストーカーになったり、嫉妬に苦しんだり。 2人の関係に、恋というラベルを