光が届かない地底で光合成するシアノバクテリアが発見される。生存メカニズムの解明が地球外生命体発見の鍵に? 記事の本文にスキップ これまで、光合成によるエネルギーで繁殖していたと考えられていた地球最古の生物の一種、シアノバクテリアが、太陽の光が届かない地底深くで発見された。 定説をくつがえすこの発見に、科学者らは地底には思いもよらぬ生物が存在している可能性を示唆した。そう、地球外生命にも関係のある話だ。 ダーク・バイオスフィアに存在していた、在るはずのない生物 “ダーク・バイオスフィア”とも呼ばれる地下環境は、地表から数百メートルも続いており、まったく光の届かない場所だ。 今回、このダーク・バイオスフィアで発見されたのは、シアノバクテリア(藍色細菌・原核生物)の一種で、これまで生きるために日光が必要だと考えられていた細菌である。 この画像を大きなサイズで見る 赤い蛍光色の部分が岩石に付着した
