「甘くて美味しい、簡単なカクテルを自分で作って、おうちでゆるく飲もう」ということで発足した「乙女酒部」。人気の「泡盛の練乳割り」のルーツを求めて、一行は宮古島・池間へ。そこでミルク泡盛発明者の身内、海人・ケンジさんと偶然に邂逅! 予想もしなかった「発明のキッカケ」を知ることに……!? →前編はこちら (text by 大塚 幸代) 「まあ、そのへんはゆっくり話すから。……飲んで(笑)。」 ごくり。 すすめられるままに、ビールを飲むしかなかった。 「その発明した大叔父さん…オナガシュウフクさんという人だったんだけどね、もし生きてたら121歳くらいかな? もちろん、今は亡くなってるけどね。 その人が、変わった人でね。 例えば、沖縄では豚をよく食べるんだけれど、その豚を加工するためのバーナーを発案したのがオナガさん。『オナガバーナー』っていえば、沖縄で有名なんだよ。 あと、コンクリート用のセメン