渡辺さんが働く、ロワールの由緒ある古城、ラ・ヴェルリー城を紹介します。 湖に映る姿は絵画のような美しさ 手入れの行き届いた城内。ここは大食堂 シャトー周辺の森で狩った鹿の角などが壁にかかる回廊 冬にはこの大広間でクラシック音楽のプライベートコンサートが開かれる ヴェルリー城の当代主である伯爵。馬に乗って狩りに出かけるのが趣味 渡辺さんのお部屋からの眺め メールの丁寧で美しい文体や責任あるポストから、40歳近い年齢を想像していたら、ずっと若い女性が現れた。フランスの由緒ある古城、la Verrerie(日本人には発音しにくいRの連発!ラ・ヴェルリー)城で、城主の右腕として働く渡辺和子さん(31歳)。フランスに来て5年の彼女の道のりはとても興味深い。 大学、そして就職: 青山学院大学の仏文を卒業、フランス語は全然必要とされない保険会社のxxxに就職。仕事を覚え、こなすうちに4年が過ぎ、同じこと