Cortex-A8 は、L1 命令キャッシュ、L1 データキャッシュ、命令/データ 共用 の L2 キャッシュを持っています。 それぞれのキャッシュサイズは、コプロセッサー cp15 の Cache Size Identification Register を読み出すことにより、知ることができます。 cp15 のレジスタには、mrc, mcr 命令でアクセスすることができます。 Cache Size Identification Register からは、キャッシュに関するサイズ以外の属性も読み出すことが出来ます。 beagleboard で実際に読み出してみると、以下のようになりました: WTWBRAWAセット数ウェイ数ラインサイズキャッシュサイズ L1命令キャッシュNNYN6446416384 L1データキャッシュYYYN6446416384 L2キャッシュYYYY5128642621
それでは、ブートローダーをビルドしてみましょう。 beagleboard のブートローダーは、次のように3段階に分かれています。 第1段 第2段 第3段 Boot ROM ⇒ x-loader ⇒ u-boot Boot ROM は、OMAP3530 の中にある内臓 ROM に収められているコードです。 どのような処理を行っているか知ることができないばかりか、書き換えることもできません。 リセットベクターのジャンプ先が Boot ROM です。 Boot ROM は、必ず最初に実行されます。 x-loader, u-boot は、両方ともソースコードが公開されているので、入手してビルドすることができます。 x-loader の役割は u-boot をロードすること、u-boot の役割は Linux をロードすることです。 x-loader の役割は u-boot
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