安い振込手数料が評判だったイーバンク銀行が2010年2月1日から、振込(送金)手数料の有料化に踏み切る。イーバンク銀行同士の口座の振り込みであれば手数料は無料だったが、1件あたり50円が必要になる。経営不振で楽天グループに傘下入りした同行だが、楽天主導のテコ入れ策とみられる。 振込手数料、他行よりはまだ低い イーバンク銀行は、ネットオークションやネットショッピングなどの決済サービスを収益源としてきただけに、振込手数料は「生命線」ともいえる。頻繁に商品を売買するのであれば、イーバンク同士で口座を持つことで決済コストはかからない。このメリットは大きい。 振込手数料の有料化について、イーバンク銀行は「これまで以上に便利に使ってもらい、親密な取引を続けてもらうためにも、安定収益の確保が必要だ」と理解を求める。 同行の振込手数料は現在、イーバンク同士であれば「無料」。これが2010年2月から有料化さ
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イーバンク銀行(東京都千代田区)に電話で、現金自動預払機(ATM)の利用手数料を無料にするように迫ったとして、警視庁丸の内署は27日、強要未遂の疑いで、豊島区南長崎、会社員、吉田正志容疑者(36)を逮捕した。調べに対し、吉田容疑者は「私がやりました」と容疑を認めているという。 丸の内署の調べによると、吉田容疑者は平成19年12月~今年1月、イーバンク銀のカスタマーセンターに数回にわたって電話をかけ、「ATMの無料の利用回数を3回にしろ、行員を猟銃で撃ち殺した方がいい。場合によっちゃ刺し違えたってかまわない」などと、手数料を無料にするように迫った疑いがもたれている。 丸の内署などによると、吉田容疑者はイーバンク銀に口座を開設していた。イーバンク銀は19年11月30日までは、ATMの利用手数料が銀行側の負担だったが、12月から利用回数が多い場合、利用者側が負担するように改訂された。その直後から
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ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開するアイシェアが、20代、30代のネットユーザー男女609名を対象に「インターネットバンキング」に関する意識調査を行った。 なにかと便利なネットオークション。参加したことがある人は多いだろう。当調査でネットオークションを利用していると回答したのは、「頻繁に利用している」(16.3%)、「たまに利用している」(47.3%)を合わせて63.5%。年代別には、経験者は20代に比べ30代のほうが17ポイント多かった。そのネットオークション経験者のうち、59.4%がインターネットバンキングを利用していると回答。約6割が活用しており、性別・年代別でも大きな差は見られなかった。 利用しているインターネットバンクを複数回答で聞いたところ、一番人気は「イーバンク銀行」で54.3%。2位に「ジャパンネット銀行」が45.7%で入り、以下はすべて1割
ソニー銀行などインターネット専業銀行4行の2008年9月中間決算が17日、出そろった。保有する外貨建て証券化商品の運用で多額損失を出したイーバンク銀行など2行が最終赤字になった。前年同期比では、昨年9月開業の住信SBIネット銀行を含む全4行が減益で、イーバンクは経営不振から9月に楽天傘下に入った。00年以降に参入が相次ぎ、既存行がカバーできない消費者ニーズを受けて成長したネット銀行だが、戦略の見直しを迫られるなど岐路を迎えている。 イーバンクは、外貨建て証券化商品や不動産ファンドなどの運用で、計214億円の損失を計上した。主力事業の決済業務は堅調に推移したが、運用での損失をカバーするには至らず227億円の最終赤字になった。 住信SBIも、システム投資や人件費など開業当初に必要な初期投資費用がかさみ、最終赤字を計上した。同社は「開業時に立てた計画通りの業績水準。引き続き口座数と預金量
ネット銀行のイーバンク銀行に対してインターネット経由での不正アクセスがあった問題で、何者かによって口座から預金が引き出されていたことが分かった。ユーザーのIDとパスワードを実際に入力しており、8つの口座が被害にあったという。 ユーザーIDとパスワードについてイーバンク銀は「当社からの流出ではないが、入手先は不明」と説明する。被害額は現時点で合計140万円。イーバンク銀が警察に通報している。 イーバンク銀は11月12日にユーザーからの指摘で不正アクセスを認識。被害にあった合計8口座のユーザーに伝えた。イーバンク銀は同日に対抗措置として、不正アクセス元のIPアドレス範囲をブロックした。これに伴って多くのユーザーが最大半日の間、サービスを利用できない状態となってしまった(関連記事)。 イーバンク銀は「ユーザーの被害額はすべて保険で支払われる。利用者には口座を今一度確かめてほしい」としている。 ■
ネット銀行のイーバンク銀行に対してインターネット経由での不正アクセスがあり、サービスへのログインを大幅に制限していたことが分かった。それに伴って採った措置で、関係のない多くのユーザーが利用できない状態が最大半日続いた。 イーバンク銀は2008年11月12日にインターネットからの不正アクセスを認知。同日21時に不正アクセスへの対抗措置として、インターネットユーザーのIPアドレスの範囲を指定してログインを制限した。その後同日23時に解除の操作をしたものの、ユーザーによっては翌13日午前11時35分まで制限されてしまいログインできなくなった。短時間でIPアドレスの解除を終えるはずが、何らかの理由で遅延したためだ。 イーバンク銀によると「影響を受けたユーザーの数は現時点で把握できていないが、約1000件の問い合わせが来ている」という。なお13日午後3時現在でもごく一部のユーザーでログインできない状
インターネット専業のイーバンク銀行と楽天のローン子会社「楽天クレジット」が経営統合に向けて検討に入っていることが16日、分かった。 実現すれば楽天グループが銀行業に参入することになる。 イーバンクは2001年に営業を開始。競争激化で業績が低迷し、2008年3月期連結決算では多額のサブプライムローン関連損失も計上した。9月には楽天がイーバンクに優先株で約200億円を出資、楽天の国重惇史副社長がイーバンク社長に就任するなど関係を深めていた。 楽天は証券やクレジットカードなどの金融事業が売上高の4割強を占めており、経営統合で個人向けローンなども強化する。イーバンクはインターネットの決済サービスが主力で、6月末現在で約280万口座を保有。楽天クレジットは、あおぞら銀行系カード会社として設立され、6月末現在の総会員数は約11万人。
星崎氏の抵抗 その惨状を見て楽天が救済に名乗りをあげた格好だが、これがすんなりいったわけではない。イーバンク側の経営陣は、いざとなると楽天の支配下に入って経営の自主権を失うことを嫌がり、「臨時株主総会で楽天の出資を妨害しようと、星崎氏が暗躍した」と楽天幹部は打ち明ける。楽天側は乗り込む以上、イーバンク幹部の高い報酬や経費を大幅に削減し、松尾氏と星崎氏に退いてもらうつもりだったが、これにとくに星崎氏が抵抗したのである。 状況はちょうど2004年にイーバンクに出資したライブドアと同じだった。ライブドアはイーバンクの第三者割当増資を受けて14.9%を出資する筆頭株主となったが、いざイーバンクに乗り込むと運用先が不動産証券化商品に偏っているのを発見した。それも、いずれも旧長銀OBが経営にかかわっているアセット・マネジャーズやアーバン・コーポレーションがらみの案件や旧福岡シティ銀行傘下のカード会社九
サブプライム危機により、米国の巨大金融機関が相次いで経営破綻に陥ったり、身売りを余儀なくされたりしているが、実は日本の金融機関にもサブプライム禍によって自主経営を断念し、外部資本に救済を求めたところがある。インターネット専業銀行最大手のイーバンクである。 サブプライム直撃で224億円の大幅赤字に イーバンクは9月24日、臨時株主総会を開き、定款を変更し、優先株を発行できるようにした。これを機に楽天はイーバンクに200億円を出資し、出資比率約30%の筆頭株主になるとともに、三木谷浩史会長兼社長の右腕である國重惇史副社長(元住友銀行取締役)ら4人をイーバンクの役員に送り込む。2000年の創業以来、社長に就いてきた創業者の松尾泰一氏は社長を退き、代わって國重氏が社長に就任した。 金融業の規制緩和によって銀行業への新規参入が容易となり、金融庁は営業店を持たないネット上の銀行を認可した。ソニー銀行な
楽天とイーバンク銀行は9月4日、資本・業務提携を結ぶことを発表した。8月4日に基本合意していたもので、提携内容は決済、マーケティング、商品開発(個人ローン、住宅ローン、電子マネーなど)の3分野。「先進的な決済サービス・機能を持つイーバンク銀行と、4630万人(2008年3月末時点)のグループ会員を持つ楽天が提携することで、より利便性の高い金融サービスの提供や商品・サービス開発が可能になる」と両社では見ている。 提携関係を強めるため、イーバンク銀行が9月29日に新たに発行する予定の優先株66万6000株(199億8000万円相当)を楽天が引き受ける。これにより、現在筆頭株主の政策投資銀行を楽天が議決権ベースで上回ることになる。また、楽天からイーバンク銀行に取締役を4人派遣する。 イーバンク銀行は保有するサブプライムローン関連資産の値下がりで、2008年3月期決算で234億300万円の赤字を計
2008年8月20日 インターネット専業銀行のイーバンク銀行株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松尾 泰一、以下「イーバンク」)は、本日より新たに7本の投資信託の取り扱いを開始いたしました。これにより、イーバンクが取り扱う投資信託は合計283本に、そのうちお申込手数料が0円の投資信託は合計66本となります。お客さまは、投資信託の検索や各種ランキング機能などが利用できる資産運用サイト「イーファンタジア」をご活用いただくことで、豊富なラインアップから商品をお選びいただけます。 イーバンクはお客さまの多様なニーズにお応えできるよう、投資信託以外にも定期預金や特約定期預金、外貨預金、取引所為替証拠金取引(FX)などの資産運用商品を提供しており、今後も商品内容の拡充を積極的に進めてまいります。
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