ミクシィは4月より家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」を提供している。同アプリでは、無料・無制限で子供の写真や動画を投稿し、招待した家族だけで楽しむことが可能だ。家族でコミュニケーションを取れるコメント機能や、アップロードした動画を1秒ごとにつなげる「1秒動画」という機能もある。 このアプリの開発チームを率いている人物が、2004年にSNS「mixi」をスタートさせた本人、ミクシィ 会長の笠原 健治氏だ。自らの経験をもとにサービスを立ちあげたという笠原氏に、同サービスへの思いと、これから目指す先についてうかがった。 「20年後に「みてね」を見て、子供の頃を思い出してほしい」 「何年も何十年も使っていただけるサービスにしていきたい」と笠原氏は語る。 「映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の終盤で、主人公が壁に貼られた家族写真を見て、30年以上前の幼少期から青年期を思い出す場面が