【コピアポ(チリ北部)=平山亜理】33人の作業員が地下700メートルに閉じ込められているチリ北部コピアポ近郊の鉱山落盤事故で、9日午前8時(日本時間午後9時)過ぎ、救出用に掘られていた縦穴が貫通した。8月5日の落盤発生以来約2カ月が経過した段階で、救出作業はついに最終局面に入った。 貫通したのは、元々通っていた細い穴を人が通れるように拡大した「プランB」の穴。サイレンが鳴り響き、地上で待っている家族たちは喜びのときの声を上げた。早ければ現地時間の11日夜から12日朝にも最初の作業員を救出できる見込みだという。
◇口コミで協力者260人に ◇21日に堤防の落書き消し--浦安南高生徒らも参加 たった1人の強い意志が周囲を動かし、状況を大きく変えつつある。「ごみだらけで風景画が描けない」。そんな子供たちの声を聞き、4年ほど前、市内に住む男性が浦安市の旧江戸川護岸で、1人黙々とごみを拾い始めた。美化活動の輪は広がり、21日には市内の県立浦安南高(山中克男校長)の生徒たち20人を含む市民が、東京湾岸の堤防の落書きを消す作業に取り組む。【山縣章子】 この男性は、同市舞浜、会社役員、涌井正樹さん(49)。ある日近所の人から、子供たちが写生で旧江戸川の護岸に出かけたものの、ペットボトルや流木などごみだらけで風景画が描けない--という話を聞いた。 何とかならないかと行政に相談したが、担当者の腰は重い。仕方なく、1人でごみを拾い始めた。1日で、90リットルのごみ袋で200袋分を集めた。その後も休日などを利用し、黙々
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