JR八戸線 全線で再開 仙石・石巻線の一部も 八戸線が全線復旧し、リゾート列車「リゾートうみねこ」を出迎える沿線住民=17日、岩手県洋野町のJR陸中八木駅 東日本大震災の津波で被災したJR八戸線は17日、運休が続いていた久慈-種市間(30.7キロ)で運転を再開し、久慈-八戸の全線が開通した。津波被害を受けたJRの7路線のうち、全線復旧したのは八戸線が初めて。仙石、石巻両線も同日、一部区間で運休が解消された。 八戸線は線路や駅に高台への避難経路を設けるなどし、従来ルートで復旧した。震災でレールが流出するなどして一時全線不通となったものの、昨年8月までに種市-八戸間で段階的に運転を再開していた。 17日には仙石線の陸前小野-矢本間(4.2キロ)、石巻線の石巻-渡波間(8.0キロ)も運転再開した。仙石線は矢本-石巻間をディーゼル車で結んでおり、陸前小野まで運行区間が延びた。 両線の運休区間
スパリゾートハワイアンズが全面的に営業再開し、華やかに披露されるフラガールショー=福島県いわき市で2012年2月8日、手塚耕一郎撮影 東日本大震災のため一部休業していた福島県いわき市のレジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」が8日、全面的に営業を再開した。地元の小学生約1800人が招待され、大型温泉プール「ウォーターパーク」には約11カ月ぶりに歓声が響いた。 昨年10月に一部の営業は再開していたが、大型プールなどの復旧に手間取っていた。久しぶりのプールを楽しんだ同市立磐崎小5年、人見温(のどか)君(11)は「久しぶりに泳いだので、とても楽しい」と喜んでいた。 ハワイアンズを運営する常磐興産(本社・いわき市)は、地元や関東圏などを中心に集客をはかり、3年後には日帰り客年間145万人、宿泊客同40万人の震災前の水準を目指すとしている。 【和泉清充】
大震災で運休 常磐線の原ノ町―相馬間 12月再開へ JR東日本水戸支社は21日、東日本大震災で運休している常磐線原ノ町(南相馬市)―相馬(相馬市)間の運行を12月に再開すると発表した。 同区間は20.1キロで線路がゆがんだり、電柱が傾いたりする被害が出て、9月に復旧作業を始めた。11月に作業を終えて試運転を実施し、12月に折り返し運転を始める。 車両の検査や修繕を行うため、原ノ町運輸区構内に検査設備を新たに設ける。具体的な再開日や運行本数は12月に発表する。 現在、原ノ町―亘理(宮城県亘理町)間で行っているバス代行は12月の運行再開に伴い相馬―亘理間に短縮される。 常磐線の広野(福島県広野町)―原ノ町間、相馬―亘理間は再開の見通しが立っていない。
東日本大震災の津波で船が漂着した宮城県名取市の水田(2011年4月23日撮影)。(c)AFP/YASUYOSHI CHIBA 【8月8日 AFP】東京と大阪で8日、約72年ぶりにコメ先物取引が再開された。福島第1原発事故の影響によるコメ供給不足の懸念から買い注文が殺到し、東京では初値が付かなかった。 3月11日の東日本大震災から5か月、今も福島原発から放出され続けている放射性物質によって牛肉などさまざまな農産物が汚染されている。コメも放射能に汚染されているのではないかという消費者の不安が高まる中、昨年収穫されたコメを買いだめしている家庭も多い。一方、政府は放射性物質が検出されている地域にコメの放射性物質に関する検査を命じている。 日本のコメの先物取引は、世界に先駆け、江戸時代の1700年代初頭に始まった。しかし太平洋戦争前夜、食糧統制が厳格化される中で1939年にコメ先物取引は中止された。
仙石線 塩釜-松島で運行再開 5月28日 11時34分 東日本大震災で被害を受けたJR仙石線は28日、宮城県の塩釜市と松島町の間で運行が再開され、仙台と松島の間が鉄道で行き来できるようになりました。 仙台市と石巻市を結ぶJR仙石線は、震災で大きな被害を受けましたが、復旧作業が進み、28日、塩釜市の東塩釜駅と松島町の高城町駅の間で運行が再開されました。このうち高城町駅では、朝、仙台行きの列車がホームに入ると、学校に向かう高校生などが次々に乗り込んでいました。乗客の生徒や学生は「ずいぶん楽に通えるのでうれしいです」とか、「これまでは別の駅まで親に送ってもらっていました。これからは負担をかけなくてすむのでよかったです」などと話していました。JR仙石線は、28日の運行再開で仙台と松島の間が鉄道で行き来できるようになりました。このほか東松島市の矢本駅と石巻駅の間もことし7月末に運行が再開される予定で
阿武急が全線復旧 66日ぶりに富野―角田が再開 富野―角田間が再開し、通勤、通学客の姿が戻った丸森駅=16日午前6時45分ごろ 東日本大震災で運転を見合わせていた阿武隈急行(福島県伊達市)は16日、宮城、福島県境をまたぐ富野―角田間が再開し、66日ぶりに全線が復旧した。 丸森駅(宮城県丸森町)にも久しぶりに通勤、通学客の姿が戻り、福島方面に向かう丸森町の福島学院大短大部1年荒春菜さん(19)は「入学してからずっと親に大河原町まで車で送ってもらい、JR東北線で通った。朝が少し楽になるので再開を待ち望んでいた」と喜んだ。 阿武隈急行は、4月6日に保原―梁川間で運行再開したのを皮切りに、運行区間を順次拡大。残る富野―角田間はレールの損傷などが激しく、再開が遅れていた。当面は臨時ダイヤで、運行本数は震災前の9割程度の上下計70本となる。
JR東日本は29日、仙台-一ノ関間で東北新幹線の運行を再開した。これで東日本大震災から約1カ月半ぶりに東京-新青森間が全線で復旧した。下り一番列車の「やまびこ」251号盛岡行きが6時12分に東京駅を定刻通りに出発した。 新型車両E5系で運行する「はやぶさ」115号新青森行きも「つなげよう日本」「がんばろう日本!」「がんばろう東北」と書かれたステッカーを車体に貼って6時40分、定刻通りに東京駅を出発、新青森駅を目指した。震災前の3月4日にデビューしたばかりの「はやぶさ」は東北復興のシンボルとして東京-新青森間と東京-仙台間を各1往復する。 東北新幹線は3月11日の東日本大震災で全線が運休し、以後東京-那須塩原間など徐々に運行が再開され、25日には東京-仙台間が復旧。仙台-一ノ関間を残すだけとなっていた。【江刺弘子】
By Brandon Christopher Warren 3月12日19時46分から停止していた「おおたかどや山標準電波送信所」が暫定的に送信を再開、これによって電波による時刻修正ができなくなっていた地域(北海道や東北)でも電波時計が正しい時刻を示すようになりました。 一体どうやって復活させたのかという詳細は以下から。 おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)は暫定的に送信を再開しました http://jjy.nict.go.jp/index.html 公式サイトによると、以下のようになっているそうです。 おおたかどや山標準電波送信所では、福島第一原子力発電所の周辺地域を対象に避難指示が出されたことを受け、標準電波の送信を3月12日19時46分から停止していましたが、必要な措置を実施し、4月21日13時54分に暫定的に送信を再開しました。 今後、落雷や停電等により停波を余儀なくされる可
JR仙石線・小鶴新田―東塩釜再開 多賀城駅の通勤風景戻る 東日本大震災で運転を見合わせていたJR仙石線の小鶴新田―東塩釜間が19日再開し、あおば通―東塩釜間での運行を始めた。沿線の多賀城駅や本塩釜駅も利用できるようになった。 仙台市内を除いて沿線で最も利用者が多い多賀城駅。早朝から、定期券を払い戻したり、新たに購入したりする客が窓口に列をつくった。 運行本数は暫定ダイヤで通常の85%程度だが、多賀城市の会社員佐藤真志さん(29)は「昨日までは30〜40分並んで仙台駅までの臨時バスに乗っていたので、やっと楽になった。余震で再び運休にならないことを願う」と話す。同市から通学する仙台白百合学園高2年の山王智世さん(16)と板宮千尋さん(16)も「きのうから学校が始まり、これまで通り一緒に通えるので良かった」と改札口をくぐった。 仙石線全線50.2キロのうち、運転を再開したのは17.2キロ。
JR東北線 21日にも全線開通 JR東日本は14日、東北線が21日にも全線で運行を再開すると発表した。現在、運転を見合わせている一ノ関―盛岡間が15日に通常ダイヤで再開し、黒磯―安積永盛間も17日から運転する予定。仙台―一ノ関間と岩切―利府間が21日にも復旧し、全線がつながる。 東北線は、東日本大震災後に運休した区間を順次再開していたが、7日深夜の余震で再び宮城県内を中心に運転を休止。12日に福島―仙台間で運転を始めた。 在来線では陸羽東線(小牛田―新庄)が16日、仙山線(仙台―山形)が23日にそれぞれ全面復旧する見通し。 新幹線は、山形新幹線が12日に全面復旧した。現在、東京―福島間、盛岡―新青森間で運転している東北新幹線は、24日に一ノ関―盛岡間を再開し、27日には東京―仙台間で運行を始める。残る仙台―一ノ関間を5月初めまでに再開し、全線復旧させる予定だ。盛岡―秋田間の在来線区間
JR東北線・福島―岩沼間再開 新幹線、12日福島に JR東北線は7日、東日本大震災で運転を見合わせていた福島―岩沼間が再開した。既に仙台―岩沼間は運行しており、仙台と福島を結ぶ在来線が復旧した。12日にも東北新幹線の那須塩原―福島間が再開する見通しで、仙台と東京が在来線と新幹線による鉄路で結ばれる。 JR東日本仙台支社によると、東北線福島―岩沼間は快速も復活。福島―白石間は通常ダイヤで、白石―岩沼間は通常の95%の運行本数を確保する。仙台―岩沼間は通常運行。 9日には仙台―岩沼間が他在来線の運休に伴う旅客増に対応し、一部列車を増便する。同日、松島―小牛田間も再開。4月中旬に黒磯―安積永盛間と小牛田―花泉間がそれぞれ運転を再開し、全線が復旧する見込み。 東北新幹線も7日午後、運休区間のうち一ノ関―盛岡間で運転を再開。4月下旬の福島―一ノ関間の復旧で、全線再開となる見通しだ。 ◇
国土交通省が東北地方太平洋沖地震で被害を受けた東北地方の鉄道網について、復旧状況をまとめたPDFファイルを公開しています。 いまだ復旧のめどが立っていない路線の1つである大船渡線について、この資料中には震災後の駅舎周辺の様子が多く掲載されていて、元通りに運行するところまで持っていくには長く厳しい戦いが強いられるのも納得できる内容となっています。ちなみに上記の写真は大船渡線・竹駒駅の駅舎を写したものです。 現在復旧している路線を示す図表や、復旧のめどが立っていない大船渡線の各駅の状況は以下から。報道発表資料:鉄道の復旧状況について(平成23年4月5日) - 国土交通省 大船渡線の竹駒駅、陸前高田駅、脇ノ沢駅の位置関係と、震災後の駅舎の様子を写した写真とを組み合わせた図。竹駒駅のみかろうじて駅舎と思われる建物が残っています。 小友駅の駅舎だった場所。 細浦駅の駅舎も跡形もなく、言われなければこ
仙山線、仙台―愛子間再開 JR通勤網が徐々に回復 一部で運転が再開されたJR仙山線。愛子駅のホームには久しぶりに乗客の姿が戻った=4日午前8時ごろ、仙台市青葉区愛子 JR仙山線が4日、仙台―愛子間(15.2キロ)で運転を再開した。仙台駅を通る在来線は既に東北線が岩沼―岩切間で、仙石線があおば通―小鶴新田間で、それぞれ部分再開している。仙台圏の通勤通学網となっている在来線3線は、いずれも一部区間ながら機能が復活しつつある。 久しぶりに乗客を迎え入れた仙山線愛子駅。いつもの平日より乗客は少なかったものの、窓口には運転休止期間中の定期券の払い戻しを受ける人の列ができ、駅員4人が対応に追われた。 仙台三桜高3年の柴田純伶さん(17)=仙台市太白区秋保=は1日から、新入生歓迎式典の準備のために登校している。「ガソリン不足で家の車で送ってもらえず、バス停まで30分歩き、バスに1時間乗って登校してい
「日本一」もう一度 老舗しょうゆ店事業再開 「八木沢商店は絶対に再建するぞ。みんなで力を合わせよう」。給料袋が入った紙袋を掲げる河野和義さん=1日、陸前高田市の陸前高田ドライビング・スクール 「日本一」のみそ・しょうゆ醸造元が1日、再建への第一歩を踏み出した。創業約200年の歴史を誇る陸前高田市の八木沢商店。津波で土蔵や杉だるなどの醸造設備が全て流され、社員にも犠牲者が出たが、経営陣は「街の復興に向け、小さな光になりたい」と力を振り絞る。 事業を再開した1日。仮設事務所を置く陸前高田市の陸前高田ドライビング・スクールに、社員約30人が集まった。 「これ何だと思う? みんなの給料袋だ」 社長の河野和義さん(66)が真新しい銀行の封筒が入った紙袋を掲げた。長男で専務の通洋さん(37)が一人一人に手渡すと、小銭交じりとあって社員から「重いよ」と笑いが起きた。 この場で、和義さんから通洋さ
山形新幹線の運転再開 奥羽線、東北線一部区間も 福島―新庄間で運転を再開した山形新幹線つばさ。鉄路の復旧が進んでいる=31日、JR福島駅 東日本大震災で運転を見合わせていた山形新幹線が31日、20日ぶりに福島―新庄間で運転を再開した。同区間の奥羽線も復旧した。4月中旬に全面再開を予定する東北線も同日、仙台―岩切間で運転を始めるなど、鉄路の復旧が進んでいる。 山形新幹線の一番列車となった山形発のつばさ332号は午前10時16分、約20人を乗せて福島駅に到着。新幹線ホームがタイルなどが落下して使えないため、奥羽線のホームに滑り込んだ。 暫定ダイヤだが、新幹線と奥羽線の復旧で福島から山形経由で青森までつながった。自宅のある山形市から、震災後初めて福島市に入った福島学院大短期大学部教授の沢井昭男さん(75)は「交通手段が復旧し安心した。学校の復興に頑張る職員や学生をねぎらいたい」と話した。
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