トヨタ車事故の多くが運転ミスと米大手経済紙に報じられ、同社の株が上がっている。ただ、リコール対象になったアクセル不具合などの可能性もあるとされ、まだ流動的な要素が残っているようだ。 「トヨタ車事故は、ドライバーの運転ミスとされた!」 こんな大見出しを掲げたのは、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙の2010年7月13日付サイト記事だ。 米WSJ日本版「市場での嫌疑も晴れつつある」 それによると、米運輸省が、事故車の一部を分析したところ、米議会などから指摘された電子制御の欠陥は見つからなかった。さらに、運転状況を記録したデータ・レコーダーを解析すると、いずれもアクセルは全開状態で、ブレーキは使われていなかったというのだ。 こうした点から、同省は、急加速して事故になったのは、ドライバーがブレーキと間違ってアクセルを踏んだ可能性が高いとみている。 リコール問題で、トヨタ車は、2009年はプリウス
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