11年ぶりに通期黒字となったソニーのテレビ事業。昨年7月、テレビ事業が「ソニービジュアルプロダクツ」として分社され、意思決定の迅速化や徹底したコスト削減効果が出た形だ。ただ、主力とする4Kテレビ市場は値崩れが激しく、今後も厳しい市場環境が続く。一時的な黒字ではなく持続的に黒字基調を維持できるかどうか。4月からソニービジュアルプロダクツの社長に就任した高木一郎氏が、日経ビジネスなどの取材に応じ、今後の経営方針などを語った。社内で「コストカッターの管理屋」との定評がある高木氏の手腕を発揮できるか。 高木:ソニーは4Kテレビの製品ラインナップを「プレミアムライン」と呼ばれる領域に寄せており、この領域ではソニーの製品が他社と差異化でき、そこに付加価値を見いだしてもらえている。実際、為替の問題で多少の値上げがあっても、ソニーの製品を買いたいと考えてくれる顧客層が買ってくれている。3年くらいかけて、プ
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