中国侵略の途上、日本軍のある部隊が山村にいた若い美女・姑娘を発見、捕虜とする。だが姑娘と出会ってしまったことで、分隊長と上等兵の運命は予想もしなかった方向へと向かい出す(表題作)。その他、戦艦大和艦長・有賀幸作の苦悩を描いた「海の男」など4作品を収録。戦争を体験した著者が描く戦争の悲劇。 関連記事 日本軍「従軍慰安婦」制度に対する誤解を解き、問題点をわかりやすく解説する ほか 「従軍慰安婦」=戦時性奴隷シリーズ。 参考記事 追悼・水木しげるさん 「妖怪が身近にいた時代のほうが幸せだったと思う」 巨星、水木しげる逝く。 物心ついた時から、水木先生の「ゲゲゲの鬼太郎」があり、「悪魔くん」があり、「河童の三平」があり。 5年前、大病で苦しんでいた時、朝のテレビ連続小説「ゲゲゲの女房」にどんなに癒されたことか。 もう、自身の戦争体験から漫画を描いてくださる方はいなくなりました。 心からご冥福をお祈
