高山侑子、映画初主演 天国の父が導いた空自ヘリ操縦士 「いろんな人生を生きられるのが女優の魅力」と高山侑子 昨年女優デビューした高山侑子(15)が、航空自衛隊の女性救援ヘリコプター操縦士の活躍を描く映画「空へ~救いの翼~」(手塚昌明監督)に主演することが2日、分かった。高山の父・和士さんは空自の新潟救難隊員で、05年の墜落事故により37歳の若さで死去。高山は和士さんの追悼式に出席するため初めて上京した際、芸能事務所にスカウトされた。高山は「お父さんがこの作品に導いてくれた」と語った。 高山は新潟に住む15歳の高校1年生。昨年2月放送の2時間ドラマで女優デビュー。映画は2本の短編に出演しているが長編はこれが初めてだ。 映画で描かれる空自の航空救難団は、警察や消防では対応できない現場に出動する“最後の砦(とりで)”。先ごろの岩手・宮城内陸地震にも投入された。高山はその救難団で、命がけの救助活動