【台北共同】故安倍晋三元首相の妻昭恵さんが21日、台北市で開かれたハリファクス国際安全保障フォーラムで講演し、トランプ米大統領について「言葉は時々挑発的だが、本性は平和を愛し、温かい心を持っている」と述べた。昭恵さんは講演後、台湾の頼清徳総統とも面会した。 昭恵さんは昨年12月、米南部フロリダ州のトランプ氏私邸を訪れ、トランプ氏夫妻と会った。 昭恵さんは、多くの悲劇をもたらした第2次大戦終結から今年80年になるとし「節目の年にトランプ大統領が復帰したことも、何か示唆を与えているのかもしれない」と表明。「(トランプ氏が)何を変え、世界がどう対応するのか楽観的に見てみたい」と述べた。 また安倍氏の「台湾有事は日本有事」との主張に触れ「(安倍氏は)日本を愛し、台湾を愛し、誰よりも地域の平和を願っていた」と強調した。 講演後、総統府で頼氏と面会した。頼氏は昭恵さんがトランプ氏と会った際も台湾のため
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