若い人に対して本の対する探索方法についてのブルシットを述べてみたい。世の中には、旧来からの新聞書評に加えてブログ書評も隆盛で、コストなしに書評を手に入れることができる昨今である。しかし、なかなかいい本には巡り会わないという意見が多いのだ それというのも、新聞書評に参加する人々は、自分たちも別の本の著者であるために、他人の本にケチをつけるというインセンティブが起きにくい。だから、往々にして内輪で褒め合う著者コミュニティの醸成になりがちだ。罵倒している新聞書評なんて見たことがないのはそのためだ。その意味で構造的なバイアスがかかりまくりなのだ。 またブログ書評についていえば、全くスゴく無い本をスゴ本と呼んで煽ったり、アルファブロガーが献本されまくって出版社のチョウチン書評家になったりと、日本のブログ界隈における書評はバイアスがかかりまくりだからしょうがない。まあ、ブログというメディアはそういった